11月6日 火

昼前に起床。

起きたら外が暗いので、むむ、これは夕方まで寝てしまったかと思ったが、単に天気が悪いだけだった。連絡モロモロ。今日は特に、コレといった用事がナイ。取り敢えず米を炊く間に、風呂沸かしてのんびり入る。玉子焼き焼いて、納豆と味噌汁で米を食う。掃除と買い物。郵便局のATMで、一台を一人で独占しているお婆さんがいて、周囲が苛立ってきた気配を悟るや、左手でピースサインを出してきた。しばらく操作すると、指を一本、折った。あと2件!というサインなのだった。

新宿出て、ブックファースト紀伊国屋を巡回。長嶋有の、ブルボン小林名義の新刊など買ってらんぶるでコーヒー。戯曲のこと考える。『東京ノート』と『スナフキンの手紙』両方を再読して、これが同じ年に岸田戯曲賞を取ったという事実に、改めて唸る。二作の演劇感は、10年は離れている。太田省吾の選評が全てを語っている。野田秀樹の評は、酷すぎる。

明日、大迫さんにお願いしている、LABOサムネイル用写真撮影の件で松村から連絡あり。差し当たり15時に集合。矢来能楽堂には問い合わせた結果、明日担当者から連絡あるという。へえ、ちゃんとしてるな、能楽堂。てっきり門前払いかと思ったが。さすが文化。ダメ元ではあるけど、撮影出来たら偉いもんである。知人が出演している芝居の、ゴタゴタ、俳優の降板騒ぎなどをTwitterで知る。しんどい話だ。草枕でカレー食べて、三丁目のベローチェへ移動。カノン、パソコン開くも進まず。ちょこちょこセリフをいじるが、意味なし。

帰りの電車で本を読んでいると、周囲から、微かに、ギチギチ…と音がするので何かと顔を上げると、周りの人が皆、革ジャンを着ていたのだった。

『絶望読書』読了。