5月22日 水

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午前中に起床。

昨日の雨が嘘のような好天。だがカラッとせず、蒸して妙に暑い。もう長袖は着たくないぜ、という勢いで箪笥を整理する。服は全然持っていないが、それでも結構あるんだなー。こだわりとかはまるでナイ。でも案外、そういう人間の方がいらんもの沢山持ってるのかもしれない。確かに、本もコレクターな気分で収集してる時は厳選していた。これを本棚に挿すことで、蔵書のバランスが…みたいな。高校生の分際で、蔵書もないもんだが。気分だけイッパシだった。でも一切、そういう拘りがなくなってからは、ただ買って、読む。爆裂増えてしまった。ゴミに塗れて暮らしてるようなモンだが、ゴミが好きならば仕方がない。圧死以外の最期は有り得ない感じになってきた。公演が終わったら、また整理を再開しようと思うが、公演が終わるとスッカリ忘れてしまうことも、知ってる。愚か者である。

気圧の上がり下がりにやられて、終始ボーッとする。銀行いくついでに散歩して、道端のベンチに座っていたら、幼児が近づいて来て、ビルの建設工事現場を指差し、「あそこにねえ、お風呂が出来るんだよ、知ってた?」と言った。うーむ、お風呂が出来るのか。建設現場にお風呂が出来る、彼はそういう世界観で生きている。しかしここで何か俺が話しかけたら事案、かなあーと思ったが、側にいた母親はスマホをいじっていてまるで関心を払っていなかった。平和、といえば平和なのかな。

渋谷に移動して、ミヤマでコーヒー飲みつつデスクワーク。レイアウト送信。九品仏に移動して、蛇篇の稽古。第3話に入る。あと3割くらいかな。来週くらいには芝居の形が見えてくるだろう。まだまだ客席は寂しい。こういうのはね、呼ばない人は本当に呼ばないからね。こっちでも何か考えないといかんね。

『マーティン・イーデン』読了。