10月30日 火

朝11時まで作業して、風呂入る。そこから仮眠して、13時前に起床。頭が痛い。

デザイン来ず。ひたすらデスクワークで特筆すること無し。19時頃、1件送信。腰がしんどくなったので、ゴロリと横になるとまどろんでしまう。何となく、ゴロゴロして、気づけば日付が変わりそう。しまった、ちゃんと布団で寝るべきだった。時間だけが過ぎ、身体の疲れはまるでとれていないのだった。こうなればもう一度風呂だ。42度で沸かし直して、湯船で別役実のエッセイなど読んでしまう。風呂上がりに散歩。見上げた余裕ぶりだが、デッドラインは目前である。でも、戯曲のことを考える。一人で書いていると、どんどん煮詰まってくる。悪い意味ではないが、純度が高くなってきて、無駄さ、不可解さがない。こないだ大木と話していて痛感したが、俺は予想外の、突拍子もない事態に対する瞬発力でアイディアが出るのだな。パッと出る。ジワリとはでない。地力がないのだ。まあ、いい加減。その加減が曲者である。

ああ、雑談がしたいなあ。突拍子もないこと言う人と。いや、その人にとっては普通のことなんだけど。つくづく、俺はツッコミで生きている。ボケた人ばかり、好きになってきた。幼児期から今まで、ずっと、そうなのだ。ボケは阿呆で、ツッコミのほうが賢いとはまるで思っていない。むしろ逆だ。どうしようもなく凡庸な自分の、それだけが方法なのだ。

大迫さんから連絡あり。LABO、1日に可能、とのこと。会議室を取る。ヒネミの戯曲、再演時の新版探そうと思い、書庫を漁る。20分くらいで発掘。表紙開いてみて、宮沢章夫のサインあり、驚く。うん、そう言えば、サインして貰った。『ニュータウン入り口』だったか、ロビーでサイン貰ったのだった。高校生だった俺。ヒネミのCDもあるはずなんだが。『青い石の伝説』聴きたいなあ。明日探そう。取り敢えず、仕事。集中力まるでナシ。捗らず。書庫で一緒に掘り起こしたタブッキなど、ついめくってしまう。