10月17日 水

昼前に起床。

洗濯、買い物。野菜と香辛料、塩麹を補充。ほかイロイロ。冬用のジャケット出したら、袖口にカビが発生していたので、拭ってクリーニングに出す。冷蔵庫にちょびちょび残った食材をまとめて炒める。挽肉、ボロニアソーセージ、キャベツ、人参、パプリカ、それとブロッコリー、ほうれん草は湯がいて、ぶち込んだものを卵でとじて、山ほど胡椒とパルメザンチーズをかけて、パスタに乗っけて食べる。感動するほど美味いが、山賊の飯のようである。二度と再現できない料理がまた誕生してしまう。

メール、メッセンジャー、Line、Slack、一通り巡回し、連絡。グッタリする。月末〆切の発注一件。雑誌の件で反応あり。相変わらず気乗りしないが、取り敢えずリサーチは請け負う。後のことはあとの事である。明日の取材確認。データ一件、様子見で送信。

なーんか、やる気起きず。吉祥寺出て、百年→ジュンク堂→ルーエ巡回。すばる、悲劇喜劇のバックナンバー山崎哲の戯曲などテキトーに買って、くぐつ草。パソコン開いて能楽集改めカノン、アイディアを脈絡なく書き出してみる。混沌としてきたところで諦めてボーっとする。昨日のアナログスイッチの芝居のことを考えたり。

演劇は、記憶や過去といったテーマを扱うものが多い。基本的に、今の時間から退行していくことが得意である。とっても反省的なのだな、と思う。昨日の芝居、戦争を絡めてくる場面だけが、気になった。けどまあ、人のことはいい。考えるべきは自分のことだ。なにせ、今己が書いているものこそ、過去も過去、怨霊との対話を中心に据えているのだった。ちゃんと考える。考えた後は、阿呆になって書く。いつものことではある。

阿佐ヶ谷寄って行こうかとも思ったが、気力なく、大人しく帰る。昨晩炊きすぎた米を消化すべく、解凍したカレーを鶏ガラスープで薄めたところにガラムとクレソン投入して、リゾットにして食べる。深夜、新見から連絡あり。新宿で飲んでいるから、どう?と言われたがとても気力なし。