3月30日 土

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午前中に起床。

メール諸々チェック。新しい仕事の打診が続けて来る。チケットの申し込みもちょろっと。紀子さんから連絡きていて、両替もお願いしたいとのこと。うーむ、銀行の両替機は土日も使えたかなあ?いちおう、努力すると伝えて新宿へ移動。キンコーズで冊子とポスターの見積もりを出す。ポスターは当日の料金では予算オーバーなので諦める。冊子の方は、試しに一冊出して貰ったが、元データのレイアウトが崩れていた。持ち帰ってる時間はないので、その場でデスク借りて作業する。PDFデータになっていたので、原本データをいじり直して、新しく作って入稿。仕上がりは2時間後、ということなので、紀子さんにその旨連絡。両替は他の人がやってくれるというのでお願いする。ちょっとだけ時間できたので、南口のスターバックスでコーヒー飲んでボーッとしつつも戯曲を眺める。20行くらいだけ、セリフを入れたら時間になったので、冊子をピックアップして、浜川崎へ。

品川から京急で行ったのだけど、何と無人駅。荒涼とした大地。メガシティ川崎の目と鼻の先が無人駅なんだなー。面白いなー。ザ倉庫街。の一角に、スタジオはあった。いい空間。紀子さんはせっせと絵の具を溶いているところだった。撮影をしてくれる江花さんもすぐ到着し、アタフタと準備して、一回読んでみる。台本なくした、と言うのでデータ渡して、二階の事務所で印刷してもらう。バッタバタであるが、お客さんも入って、パフォーマンス自体は面白かった。しかし、「ちょっと汚れるかも」とか言ってたが、身体にドボドボ絵の具をかけておいて、なにがちょっとだ。でも小川さん、凄く良かった、絵の具洗うのもったいない、と言ってくれたので安堵。

アフタートークは予想通り何も準備していなかったので、まあ内輪の話でウケを取った。石辺ちゃん、赤城くん、三輪ちゃんなどと旧交を温める。会場の方が、ビールにワイン、軽食に鍋まで用意してくれて、軽い宴会。これで場所代など一切取っていない、というのだから本当に恐れ入る。投げ銭清算したら、いちおう赤字にはならなかったようだけど、勿論、人々の善意に依るものです。事務所でちょっと紀子さんと反省会をしていたら、24時を回ってしまい、電車がない、と。取り敢えず新百合ヶ丘に誰かいないかな?と連絡したら、慶ちゃんがいるとのことなので、泊めてもらうようお願いする。タクシーで川崎まで。南武線乗り口で赤城くんと別れて、のりえもんさんとは武蔵新城で別れる。登戸から新百合ヶ丘の事務所に到着。慶ちゃん、1時間くらいで帰った。戯曲少し書いて、朝5時半帰宅。

『オブジェクタム』読了。

3月29日 金

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午前中に起床。

うっすら寒い。掃除して、風呂に入ってから門前仲町に移動。桜がほぼ咲いてる感じだったが、寒いからか、花見の人などはいなかった。咲くまでは暖かったのだけどね。花は酒盛りの口実に過ぎないのは事実だが、口実は口実で、ちゃんとしといて貰わないと集まりにくいってのはヘンで良いかんじだ。名刺が乱れ飛ぶ挨拶だったが、私はガンとして手ぶらでニコニコしていた。仕事はこの顔で貰う。それでダメになったら、もう諦めよう、と思い続けた10年だ。マイナンバーだってガンとして受け入れない。それで確定申告もバッチリ通るのだから、いいのだ。でもそろそろパスモくらい使わないと、永井に怒られたりする。同調圧力にもそこそこ屈する。ま、適当だ。いつだって気分で生きている。下北沢に移動して、本多劇場前でみどりと合流。『クラッシャー女中』観劇。どんどんフツーの芝居になっていくな。メジャーだけどね。

高尾山、松村が日中、撮影があるというので良くて途中参加とのこと。誰かリザーバー入れようかと思っていたところに、何の前触れもなく、桃子さんが、大泉洋の似顔絵を送ってきた。送り先間違ったのかな?と思ったが間違いではないらしい。「よく描けたので送りました!」とのこと。確かによく描けてはいた。いたけど、謎である。

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謎ついでに花見に誘ったら行くという。登山とか普段する?と聞いたら、しないが「母がするので得意だと思います!」とのこと。そのまま真っ直ぐに生きていって欲しい。紀子さんから連絡あり。冊子とポスターをお願い、とのことなのでデータ送って貰い、明日キンコーズで見繕うことにする。

『手のひらの京』読了。

3月28日 木

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午前中に起床。

起きるなり頭痛。かなり激しい痛みである。暴力のような低気圧。薬飲んでゴロゴロして、つい二度寝などしていると大分楽にはなった。玉ねぎをみじん切りにして、鶏肉と一緒に炒めて食べる。昨日漬けたばかりだが、ピクルスもちょっと味見。鴻巣氏より挨拶がてらの連絡あり。先日詰め切れなかったスケジュールの件で、明日また門前仲町行くことに。新宿に移動して、紀伊国屋回ってから、らんぶる。劇場に提出する為に来年度の企画書を作成。来年生きてるかどうかも分かんないけど、取り敢えず生きてる前提で生きてかないとね。紀子さんから連絡あり。冊子の印刷と、ポストカードの印刷と、ポスターを作ってくれという、悪夢に見た通りの無茶すぎる無茶振り。まあねえ~やれる範囲ではやるけども、なかなか安請け合いは出来ない仕事量である。しかも明日までにってのな無理にも程がある。現状のこちらのスケジュール伝えて、それで出来ると判断できる範囲でもう一度発注して欲しい旨、伝える。アーティストには自営できる人と、作品作ることしか出来ない人がいるが、彼女は特に、作品以外はマネージャー雇った方がいいよね。そこまで稼ぐことが前提だが。ま、人にとやかく言えるもんでもないけど、私も。衣装も何かないか、と言うので、それはカデンツァの衣装が使えるかと思い、いちおう小川さんに使ってもいいか聞いておく。四月の稽古場所を澤岡さんが決めておいてくれたので、改めて調整さんで予定を作り、告知。ベンジャミン氏もスタッフラインに加えておく。劇場下見の打診の返事がまだ来ないのが心配だ。四月に入ったらもう一度連絡しよう。

TOHOシネマズで『ブラック・クランズマン』鑑賞。終わってベルクでコーヒー一杯飲んで帰宅。小川さんから、衣装使用許可の連絡。有り難い。江花用の衣装なので、ちょっと細めだと思うがどうか、ということだったが、まあ、なんとかなるだろう。フと気になってせんだい短編戯曲賞の応募ないかと見てみたが、今年はないのかな。例年だと、三月末が締め切りのようだが、募集要項がなかった。今年は出来るだけ賞には出してみようという気分。まあ、運試しのようなものである。

『虐殺ソングブックremix』読了。

3月27日 水

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昼前に起床。

洗濯してから、買い物兼散歩。スーパー寄ったら、野菜が安い日だった。先日の記憶喪失料理のお陰で、備蓄しておいた野菜が切れていたので補充。一緒にでっかいピクルスも買ってきてオリーブオイルで酢漬けにしておく。昨年末にまとめて仕込んだ漬け物類が切れてきたので、春を迎えるにあたり、また漬けていきたい気持ちだ。

門前仲町に移動して、会議一件。朝は地獄の東西線も、昼間はガラ空きで大変良い具合だ。合間にちょっと休憩挟んだ隙に、コンビニ行ったのだが、その側にあった店の『牛』が悪夢のようなフォルムだった。これは何かの暗喩なのだろうか。狂っているとしか思えなかった。会議後デスク借りてレイアウト作業していたら、そろそろ出ようか、という時間に、スケジュールの相談振られてしまった。30分くらいで終われば、と思ったのだが、結局50分くらいかかってしまう。この後、池袋で吉田さん仲介の照明家と会わなければいけないのだが、出たときには既に遅刻が確定してしまっていたので、メールを入れておく。20分遅れで指定の焼き豚屋に到着。吉田さんと、照明のベンジャミン氏は既に6割がた出来上がっていた。ペースの早い人々だ。プラン、スケジュール、予算の話一通りして、OK貰えたのでホッとする。今回もまた、長いスタッフ探しの旅がいちおう終わった。長い道のりだったと遠い目をするが、まだ稽古も始まっていないのだった。スタッフ調達してくれるプロデューサーの登場が待たれるが、たぶん一生現れないだろう。俺は一生、バタバタするに違いない。かもフェスの審査のことやら、吉田さんの次回作のことやらで大いに盛り上がり、ベンジャミン氏は永久にハイボールを摂取し続けるも、吉田さんがダウンしてお開き。23時前に解散。演出の資料用に、と思って、かつてビデオからエンコードしたピナ・バウシュの映像を探してハードディスクを漁ったが見つからず。

3月26日 火

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午前中に起床。

寒の戻り、というのかな。薄ら寒い。意地でもコートは着たくないので、長袖シャツを二枚にして、散歩と買い物。あと銀行。戻ると校正データ届いていたので、チェックしてから入稿。これで今月の締め切りは一応、収まった。ゲームのシノプシスは連絡なしなので、放置しておく。桑原から連絡あり、紀子さんが、リーディング原稿を冊子にしたいからとデータ化を頼んだらしい。その原本をくれというので送る。データ化はいいが、冊子にする、って誰が作業するのかな?なんか俺に回ってきそうで怖いのだが、やぶ蛇は嫌なので黙っておく。そうなんでもかんでもはね、出来ないんだよね。言われたら、まあ、やれる範囲ではやるけども。

六本木に移動して、駅出口でゆーこと合流。森美術館六本木クロッシング2019。なんか目がチカチカする。ライトの光量が多いんじゃないかなあと思うが、只の老化の可能性も高い。終わって、新宿に移動して、西武でコーヒー飲みつつ、イチローはとんでもない変態だと思う、とか、世界一長い昆布の話など聞いてから、謎の無料券で西口の謎ホテルの謎バイキングに行く。寿司とか肉とかカレーとかケーキとか、欲望しかないようなメニューである。俺はあまりこういうのは得意ではない。あれもこれも、というのが苦手なのだった。なんか、そこに集うあらゆる人々が愚かに見える、もちろん自分も含めて。パーティみたいなので、ごちそうが並んでる!みたいなのもね、子供のときとか、気恥ずかしかった。などとぐちぐち言っても始まらないが。タダ飯なんだからと割り切ってカレー中心に食う。極めてフツーのカレーだった。フツーって考えてみれば凄い。ちょっと間違えると美味しくなってしまうものを普通に抑える努力。プロは美味しい、不味い、じゃない、いかに安定して毎日同じ味を出せるかだ、と高校の頃入ったまずいラーメン屋の親父が言っていた。カシミール寄って、ちょろっと飲んで帰宅。戯曲、昨日書いた部分をプリントアウトして眺めるのみ。手はつけないが、頭の中はぐるぐるしてきた。

3月25日 月

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昼前に起床。

けっこう飲んだはずだが、スッキリでまったく酒は残っていない。と、思いつつも、台所には作った覚えのない料理がデンと並んでいた。たまにやるのだ。記憶がないまま料理をして放置することが。ヤバイかなあ。でも副菜しかないので、先日の残りの豚肉をありったけの野菜と一緒に炒めて食べた。かなりボリューミー。今日はもう何も食べなくて良いでしょう。

メール諸々チェック。明日一件入稿の予定あるが、全体の進捗が遅れているようで、まだ校正が戻ってきていなかった。ので、先の仕事に手をつけておく。もう来月からは稽古もボチボチ始まってしまうしね。今年は今のところ、花見の予定はない。代わりに、ということでもないが高尾山にでも登ろうという話にはなっている。神田に移動して、岩波ホールで『こどもしょくどう』鑑賞。知り合いがちょろっと出演しているので。終わって新宿に移動。らんぶるで戯曲をぼちぼちと進めていたところ、恵美さんから連絡あり。ムーンウォークで飲んでいるというので、顔を出す。数人で飲んでいて、恵美さん以外は初対面の人々。こうやって紹介して貰って、仕事繋いでくれて有り難いことです。初対面の一人は、いま新しい雑誌を立ち上げるか、アプリ開発の部署に移動するかの選択肢が出ている、という。そりゃもう、アプリじゃないでしょうか。雑誌、というのは半年に一度とかの出版ペースに開き直ればいいのじゃないかな、と思う。スピードではまるでお話にならないのだからねえ。23時過ぎに帰宅。明け方まで戯曲。戯曲、脳民の章、いちおう終わりまで。校正の返し、届かず。

『翻訳 訳すことのストラテジー』読了。

3月24日 日

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午前中に起床。

今日の物販用にポップなど作ってみる。9年前の芝居のフライヤーをチョキチョキ切って、15分ほどで完成。ついでだから、とTシャツとカデンツァの戯曲も持っていくことにする。1冊でも売れたら儲けもんである。Tシャツは余れば、柿食う客の人々に進呈しよう。掃除、洗濯してから吉祥寺へ移動。ベースで打ち合わせ一件、終わってすぐ日本大通りへ移動。劇場へ着くと、ちょうど1ステージ目のBチームが終わったところだったようで、入り口で松村とばったり。そのまま劇場そばのベローチェで駄弁る。仕事の話を中心に、やや暗い将来の展望などでニヒルに笑ったりした。開場時間ちょっと前に劇場戻ると、澤岡さんいて、既に物販のセッティングしてくれていた。ポップも飾って完璧である。なんと開場中に9冊も売れてしまった。残りは10冊。あーもっと刷っても良かったな。このへんの欲のかきかたがよく分からない。一応、自分の分のチケットも招待でキープしておいて貰ったのだが、完売御礼で、小池さんの連れが入場できなかったというので、進呈する。ドイツから帰国中の紀子さんに会ったり、パキスタンから帰国したマリ子にカレーの粉貰ったり。あと三輪ちゃんが臨月だったりと時の流れを感じるのだった。15年だもんねえ。俺は全然変わらずフラフラしているが。開演時間になっても招待出した大浦さんが来ないので、そのチケットも回して貰っておかげでみくにさんが入れたのだった。30分くらい遅れて大浦さん来たので、特別に計らってもらい、関係者席にねじ込んで貰う。なんだかんだ、全員入れて良かった。俺はモニターで視聴。

審査の結果は、昨年に引き続きまさかの0点、ほぼ言及なしの腫れ物扱いだった。これだと来年以降、プロ劇団は引き受けてくれないんじゃないかなー。でも、審査自体は、河村氏と渡辺えりさん圧倒的に面白かった。私も笑ってしまったんだけど、渡辺氏がジェンダーの話題を出すと、周囲は笑ってしまうのは、いろいろ問題あるなと思ったり。まあ、その話す所作が面白いのだが、まだまだ世間は無頓着だ。

アッサリと戯曲は完売。目出度いことだ。おまけのカデンツァ戯曲とTシャツも一部売れたので上々だ。その後の打ち上げでは、渡辺えりさんとも話して貰ったし、有意義で楽しかったのだが、終電で帰ろうかなーと思った瞬間に、赤澤ムックさんに捕まり、気づけば朝7時の日高屋でメンマを突いていたのだった。通勤ラッシュの始まった電車で帰宅。ご飯食べようかな、と思って卵焼きを焼いたが、米が炊き上がる前に力尽きた。