3月23日 土

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午前中に起床。

低気圧か、頭が重い。散歩がてら郵便局とスーパーで買い物。豚肉と白菜を買って、炒めて食べる。新宿まで移動して、三丁目のベローチェにログイン。守屋氏に連絡して、送って貰ったデータの戻しを頭からチェック。なんか、手の入れ方の法則が見えなさすぎて、困惑。ぜんぜん作業が進まない。江花さんに連絡して、今日の懇親会が何時からか教えて貰おうとするが、現場でもよく分からない、とのこと。楽屋裏のホワイトボードに、出席する人は書いといてね、みたいなノリらしい。なんとなく、19時くらいからかな?と思っていたが、17時には始まるんじゃない?とのことなので、アレ、それじゃ行けないな。結局、何時から始まるか判然としないまま、作業続けてしまい、気づいたら18時過ぎ。もうやってる?と江花さんに聞くと、とっくに始まってる、とのこと。あー申し訳ない。もう間に合わないので、平謝り。頭ぐるぐるだった江花さんに、一人社交を任せてしまい本当に悪いことをしてしまった。ちょっと落ち込みつつ、21時前には仕事は完了。勢いで請求書を作成して送付。すぐやらないと、追加作業って、請求が曖昧になってしまうんだよね。先日出した劇団の確定申告も、まだギリギリ修正申告できそう。今回の物販の売り上げも追加で処理すれば、所得を僅かでも減らせる。みみっちいが、やるのだ。

阿佐ヶ谷に移動して、ひさびさに夜のひるねで、門田さんに挨拶。イベント後でいつになく活気があった。最近、営業時間を深夜1時までにして、1時間減らしたそうだ。阿佐ヶ谷の街は夜に優しいが、少しずつ、人の暮らし方は変わっていく。24時過ぎまでダラダラ過ごして終電で帰る。戯曲、脳民の構成、別の角度で書き直す。セリフ自体は変えず、人物の出し入れを変えてみる。

『90秒の新世界』読了。

3月22日 金

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午前中に起床。

素晴らしい好天。春そのものだ。今日は短パンで出かけることを決める。カピカピの鮭の開きを焼いて食べ、メールチェック諸々。一昨日入れたデータで問題が起きてしまったらしい。青ざめるが、こちらのミスとかではなかった。それはいいのだけど、一応義理としてメッセンジャーで守山氏に連絡すると、尻ぬぐいを頼まれる。しまった、やぶ蛇だったか。この状況で嫌ですーとは言えない。知らんぷりしておけば良かったが後の祭りというやつだ。じかし時間捻り出すには明日しかない。明日、かもめは懇親会だけなので、まあ夕方までは時間作れるだろう。本当は戯曲書こうと思ってたんだけども。修正データを送って貰うようにお願いする。しかし『戻し』ってやだね。中学校生活をもう一度やらなきゃいけないような微妙な嫌さ。よく分からない例えである。

中屋敷氏から連絡あり、物販は、自分たちで売り子をしなくてはいけない、とのこと。ええー。まるで聞いていない。人員は、まあ俺がやってもいいし、今日は永井、澤岡も来る予定だから可能っちゃ、可能だが。それを当日に伝える運営はなかなか狂ってるな。劇団slackでこの件を訴えて、お釣りだけ用意して貰う。戯曲一部500円のみなので、まあ500円玉があれば足りるだろう。今日はアフタートーク出るから早めには行くのだが、打ち合わせがどれくらいかかるか分からないので、まあ物販は終演後でいいだろう。なんなら本番中、中抜けしてお釣り用意しに行っても良い。

日本大通りへ移動し、劇場へ着くと、時間通りに来たのは俺だけだった。うーむ、まあ安心といえば安心。時間通りにピシっと揃うような世界じゃないんだよ。そういうもんである。バラバラと集まってきて、打ち合わせ、するもまあ雑談。中屋敷氏、自主的に舞台衣装着てメイクまでしている。エンターティナーぶり素晴らしいな。開演15分前くらいに、永井、澤岡と合流。お釣りなどちゃんと準備してくれていた。こういう時、劇団てよかったと思うよね。本当はポップの一枚も描きたかったが、何もないので、澤岡さんが持っていたメモ帳に筆ペンで500円、とだけ書く。終演後は俺はアフタートークなので、澤岡、永井に任せる。改めてAグループ観劇後に、アフタートーク。やっぱ俺以外はプロなので、するすると穏当な言葉が出てくる姿に感心する。俺はなるべく邪魔にならないよう気配を殺していた。

終わって、受付に行くと、戯曲11冊売れたとのこと。素晴らしい。残り19冊。千秋楽は満員、とのことなので、完売も見えたと言えるだろう。今日も飲みに誘われはしたが、江花さんもドロンを決めたし、遠慮して、澤岡、永井と駅ナカさくら水産で食事して帰る。昨年と全く同じ席に通されてなんか不思議な感じ。芝居の感想が全員おおむね一致して、同じ芝居を作ってるわけだから、感性が寄って行くのは悪いことじゃないと思った。23時前に解散。さすがに短パンで夜は寒かった。

メール諸々、作業の進捗確認。まあ、手をつけるのは明日にしよう。懇親会の時間などまるで送ってこないが、これも明日でいいや。戯曲、明日作業しようと思ってた分を少し考える為に、一部をプリントアウト。構想をちょっと練り直したいなーと思って眺める。本当にちょっと、のさじ加減。昨日、今日と柿喰う客の芝居を観て、自分がやらなくてもいい部分が見えた気がした。それはまだ感覚的なものだが。セリフの中から、それを体現するためのヒントを見つけたい。どうなるかなー。

『今夜、笑いの数を数えましょう』読了。

3月21日 木

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物凄くスッキリと目覚める。

しかし時計を確認すると、なんと1時間半しか寝ていない。どうしたことか。ひょっとして、25時間半寝てしまったのではと本気で思ったが、21日だった。瀕死の際には、肉体の回復力は数十倍に跳ね上がるという。もう身体が『戦時』なのかもしれない。取り敢えずゆっくり風呂に入ってから出かける。南武線を経由して横浜から、日本大通りへ。KAAT前で、田村、辰海、椎葉、川上と落ち合う。かもめ短編演劇フェス、今日は本番ではなく公開リハ、という微妙な回。一時期、小劇場でやたらとプレビュー公演とか流行ったけど、あれは何だったのか。3日しかやらない公演の初日がプレビューとかいってるパターンもあったな。ワケが分からなかった。無料だが先着順で200名、と言っていたのでちょい早く行ったのだが、まあ半分の入りといったところ。Aチーム観劇。終わって、何か疲れた、といって田村、辰海、川上は帰った。次の回まで1時間半くらいあったので、椎葉と中華街でなんか立派なお茶を飲んだりして駄弁った。いろいろ慎重になっているということなので、有り余る若さで何でもやれば、というこれぞ中年親父というような発言をする。仕方ないよ中年だから。

椎葉と別れて劇場に戻り、Bチームを観劇。武重さんの新作はさすがだな、と。冒頭とタイトルの構造が全てだ。そこを企む発想が好ましい。なんとなく、短編というものの所作、言ってしまえば発想のパターンが見えてきた感じ。アングラかコメディー。横浜、関係あるか分からないが全体的に優等生なかんじ。もっと悪辣なものも見たい。終わってそそくさと帰ろうと思ったが、江花さんに飲みに行かない?と誘われたのでついていく。丸尾さん、伴さんなどにも挨拶。淡々と飲んでいたのだが、帰る段になって江花が泣き出す。慣れない司会アシスタント、いろいろ考えすぎてアタマぐるぐるになってしまったようだ。関内駅まで連れて帰る。もうやだーやりたくないよーと泣きながら7発くらい殴られた。横浜駅で別れて帰宅。

『桃仙人』読了。

3月20日 水

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午前中に起床。

チケットの販売開始を10時から、といっていたが、誰が貼り付いているでもなし、サイトの方は早々に更新しておく。永井に連絡して、時間になったら告知をお願いする。Facebookも更新。まだ三ヶ月前だが、かもめで一人でも気にかけてくれたらいいなという感じ。かもめ短編、来週末の紀子さんの天使病、そしてカノン、とにわかに忙しく見えるが、まあ錯覚である。

掃除して、買い物。イカと小エビを買って、山芋と一緒に炒めて食べる。あとかぼちゃも油揚げと炊く。種の食感が好きなんだな、かぼちゃは。武重さんから連絡あり、劇場へのパスを貰ってないが、どうするか聞いてるか?とのことだが、まるで聞いていない。作家は放っとかれるんですねーと言うと、昨年もそうでしたよ、と。うーむ、孤独。江花さんからは、招待の件でちょっとゴタゴタ。本番前にして入り乱れる事務関係。当事者じゃないから、連絡係しかできないが、普段の自分の公演でも誰かがこのバタバタを引き受けているのに違いない。なんだかんだ、うまく収まったようで良かったが。楽日は満席らしく、景気良くばら撒いていた招待がアダになったか。難しいね。アフタートーク、22日に変更の連絡あり。しかしウェブサイトは21日のままだ。ま、明日もいく予定ではあるので大丈夫だろう。でもなんだかんだで、全日行く事にんなるのだろうか。横浜か。交通費で軽く一万円いきそうだ。

取り敢えず明日からの予定を空けておくために終日デスクワーク。週明け一本納品分を残して、明け方までに三本送る。朝9時に倒れこむ。

3月19日 火

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午前中に起床。

桜も咲こうかというほどの陽気。Laboアップロードを確認してサイトを更新。改めて頭から聞いてみると、結構面白い。渋谷に移動して、センター街のミヤマで新規仕事の話し合い。スケジュール伝えて、調整をお願いする。文化村に寄って、アングラポスターの展示を見る。展示点数は多くないし、掲示されているのは、まあよくある定番のものばかりなのだが、Laboでアングラ付いている今見るのもまたオツなものである。駅前のエクセルシオールに移動して、メール諸々チェック。横浜のかもめでは、場当たりが始まっているようだ。自分の戯曲が、自分の手を離れたところで、板に上がろうとしているのは不思議な気分である。初めは自分のアフタートークなどは無かったのだが、21日終わったあとに他の主宰者とかと一緒にどう?というヌルい誘い。まあ、別にいいですけども、とこちらもヌルく返しておく。全般的に大雑把な連絡体系だが、まあ俺は本を出しただけだし、そんなもんかな。おおらか運営はそれ自体を受け入れてしまえば気楽で良いといえば、良い。澤岡さんから連絡あり、会場に戯曲本送ってくれたとのこと。感謝。

23時過ぎに帰宅。自炊する気力なく、いつもの適当パスタを適当に作って適当に食べる。明日はいよいよ、チケット販売なのでサイトを準備し、メールフォームをチェック。Googleフォームは予告なく仕様を変更してしまう。テストすると先週は動いていたものが、うまく作動しない。システム見ると、トリガーがリセットされていた。あなたの為を思ってしておきました、みたいなメッセージが出て、煮殺してやろうかと思う。桃鉄のボンビーじゃないんだからさぁ。再設定したら復旧。取り敢えず準備は整った。MySpace、12年分の全データ消滅のニュース。デジタルはもろい。パピルスは今も残っている。

『私と鰐と妹の部屋』読了。

 

 

 

3月18日 月

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昼前に起床。

掃除と洗濯、散歩。道を歩いていると、呑気なかるがも親子に遭遇。まったく人を怖がっていない。でも観察していると、やはり母親は母親らしく、子供たちに目配せしていることがわかる。あと、絶対に一匹だけ、皆と協調が取れないヤツがいるんだなー。おれは俺の姿だ、などとしばし思いに耽るのだった。

桑原から、『マッチ売りの少女』動画の完パケ送ってくる。前回までは手動でアップロードしていたが、時間指定であげてもらった。毎週0時更新とする。フライヤーの郵送先に劇場を追加の件に関しては、気づかず時間切れとのこと。喫緊の用事はやはりメッセンジャーにしよう。昨日発送とのことなので、今日中に届くか。しかし京都から発送と書いてある。はるばる来るなあ。資料送信してから、篠田さんとスカイプ会議。工程とリスト、サクサク進める。うむ、ちゃんとやれば1時間かからず終わるのだ。ちゃんとしたい気持ち。

神田へ移動して、三省堂向かいのベローチェで目黒さんと会う。ゲームのプロットの件について企画書のタタキを貰う。何か抽象的な話が多くポヤポヤするのだった。結局、予算次第、なのだな。若干の虚しさ。終わってデリーでチキンカレー食べてから三省堂、古書会館ちょびちょび回って新宿三丁目へ。バルト9で『アリータ バトルエンジェル』鑑賞。終わってシェルターに移動。紀子さんからメッセンジャーで連絡。いろいろ杜撰なプレスリリースを修正。天使病の予約、10人くらいになっていた。30人も入れば満員だろう。まあ、何とかなりそうだ。料金を投げ銭制にしたい、というのでそのようにする。あらゆることが個人の気持ちで決まっていくのはいい加減で心地よい。いろいろやりたいんだよねーという紀子さんに、でも経費かかるんだから、計算しないとダメだよ、と言うと、へえーそういうこと考えるようになったんだね!と驚かれる。確かに。永井に連絡して、チケットフォームの整備について報告。24時前に帰宅。

戻ると、フライヤー届いていたので、その場で1000部梱包し、郵便局の夜間窓口から即送る。フライヤー、かわいくていい出来。かもフェスで物販できるというので、今回の戯曲に去年のものを併せて一冊にするべく、データを作成。澤岡さんが冊子製本してくれる、というので送信。Facebook見ていたら、倉くんの作品が、イギリスの権威あるグラフィックの賞で最終候補に入ったとのこと。夫婦でワールドワイドで凄い。おれは神奈川で威張っている男である。まあ、分相応。ゆーこから連絡あり。謎のホテルのバイキングの券貰ったので、いかないか、と。うーむ、バイキング得意ではないが。戯曲、朝方まであっちを削りこっちを足したり。

『平成遺産』読了。

3月17日 日

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午前中に起床。

起きてすぐ南武線で某駅。某駅、と場所を濁すのは、今日は『柿喰う客』の稽古場にお邪魔するからだ。その稽古場では、人気のいわゆる2、5次元舞台の稽古も行われており、稽古場が知れてしまえば、イケメン求めてファンがやって来てしまう可能性があるからである。約束の40分前に着いたので、駅前を散策。ほどよく栄えたいい街だが、何か違和感を感じる。ふと建ち並ぶビルの窓を見れば、マッサージ、マッサージ、マッサージ店ばかりだ。凝って凝ってしょうがない街なのか。駅徒歩20秒のドトールに入る。頼んだコーヒーと一緒に渡された紙片には、『このチケット提示でマッサージ30パーセントオフ』の文字。この街で『揉み』から逃れることは出来ない。時間になったので、駅前に戻ると、中屋敷氏が迎えに来てくれた。小さな工場をリノベーションした稽古場。秘密基地みたいで、いいなあ。穂先氏に昨日忘れた財布を手渡す。昨日、なんとか帰れた、というが、その『なんとか』がどんな手段なのかは聞けなかった。

稽古は面白かった。セリフはまだ6割くらいしか入っていなかったが、演出はハッキリと完成形とその方向性を示していた。おっ、と思うようなアイディアもあり。でも案外、そこは俺でもそうするなーと思う箇所も多かった。まあ俺の戯曲なんだから、当たり前なのかな。どうなんだ。一通り通して、2時間ほどで退出。帰り道、駅までぶらぶら歩いて道々の飲食店を眺めると、とんかつ、串カツ、串カツ、とんかつ…。かつ、と、揉み、で出来ている街。嫌だよ。

新宿へ移動して、ベローチェへログイン。永井へ連絡して、週明けのチケット販売開始のための準備を相談。今日、仕事の後なら合流できるというので、それまで細々と仕事。篠田さんにレイアウト送信して、フと周囲を見渡すと入り口に入場待ちの長蛇の列だ。コーヒー一杯で既に3時間。空いているなら兎も角、さすがにちょっと悪い気がしてきて店を出る。世界堂前で永井と待ち合わせて、5メートル先のタリーズへ。今日は朝からドトールベローチェタリーズのコンボを決めたことになる。コーヒー腹である。チケットメールフォームの自動返信の設定をチクチク詰め、俳優へのチケットの取り方のレクチャー文章も作成。終わって草枕へ行くが、なんとソールドアウト。がーん。カレーへ導いてくれという永井の悲痛な叫びを受けて、紀伊国屋脇のガンジーでトマトとチーズのカレーを食べる。22時過ぎに解散。戯曲、マダラ姫を頭から見直していく。語尾と主語が気になり始めるとボチボチ大詰めという感じ。

アメリカ最後の実験』読了。