5月8日 水

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午前中に起床。

掃除と、買い物。郵便局にも寄る。帰りに自転車の後輪がパン!と弾けて、チューブの外皮がベロンと剥けていた。過酷に乗り回し過ぎたか。貰い物だし、もともとツルツルではあった。もう家に着く直前だったので、明日にでも自転車屋に持っていくか。或いは自分で修理を試みても良い。Labo、昨日がアップロードの日だったが、永井がサムネイル画像にでっかい誤植を発見。よりによって、作家の名前を間違ってしまっている。ちょっと頭を抱えたが、サムネイルを修正してもらい、動画のオープニング画像のほうはまあ、ダンマリでいいか、ということにする。一日遅れで永井に告知を頼む。ほとけが、昨日のうちにTwitterで宣伝している画像はバッチリ名前が間違っているバージョンである。

今日の分の台本をプリントアウトしてから、渋谷に移動して、ABC回ってからセンター街のミヤマで作業。途中で篠田さんと合流して、データ付き合わせ。問題なくサクサク進む。駒澤大学へ移動して、鳥篇の稽古。江花さんがジャンプの練習をしていた。すごく頑張って飛ぶのだけど、2センチくらいしか宙に浮かない。大浦さんは1メートルくらい跳ぶ。なんだろうなあ、同じ人間でありながらこの差。しかし、江花さんは本来、とっても不器用な身体なのだな。それであれだけダンスしたりストレッチ出来たりするのだから、途轍もない努力の人なのだな。ジャンプ力も努力でアップするのだろうか。どうなんだろうな。今日はダーリンで店番の日、ということで江花さん途中で帰ったが、台本をまるまる置いていった。稽古場に忘れ去られた台本というのは、うーむ、妙に寂しいものである。ダーリンまで持っていくことにすると、大浦さんも一緒に付いてきてくれた。ついでにビールを一杯飲んで帰ったが、持ち合わせが無かったので、立て替えてもくれた。大浦さんありがとう。早く長セリフも覚えてね。写真は、頑なに静止することを拒む大浦さん。

『パートタイム・デスライフ』読了。

5月7日 火

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午前中に起床。

頭が痛い。爆版低気圧。低気圧ってオカルトなんだろうか。気のせいか。しかし気のせいほど厄介なものもナシ。どうやら全国的に連休が終わったようだ。過ぎてしまえばアッという間の10日間。公演まであとひと月半だ。これもあっという間なんだろうなあ。あと20回くらいあっという間を繰り返したら死にそうである。パパッとおさらばしたい気持ち。6月の稽古スケジュールを出して、LINEに投稿。しかし今、取ってある場所は本番直前だが、狭いとこばかりだ。抽選倍率の低いところを選んで申し込んで貰っている結果だが、本番直前になったら、倍率より、広さを優先して貰うようにしよう。次回以降。稽古場、取って貰えるだけで有難いんだけどね、本当はね。世田谷は安い。文化度高い。杉並は高いぞ。頑張って欲しい。

カンフェティのインタビューが公開。俺の写真、何も考えずにジャージに短パンで行った姿が小学校の体育の先生にしか見えないと評判である。しかし、なんでカメラマンは俺を偉そうに撮ろうとするのか。偉そうにしたがっている様に見えるのだろうか。気をつけよう。

神田へ移動して、三省堂向かいのベローチェで黒瀬さんと打ち合わせ。敢えて連休の話題は降らず淡々と。終わってしばし、御茶ノ水周辺をブラブラと歩きながら戯曲のアイディアを夢想する。アイディアは幾らでも出る。どう書いてもいい。どのアイディアを掴んでも、作品は出来るのだ。しかし、何を掴むか?は、今のところ瞬発力でしか選べない。そこが、まあ、未熟。

天袋発掘シリーズの最終回は、謎のポケットコンピュータ。まったく覚えがなく、どういった経緯でこれを持っているのかトンと思い出せない。きっと過去、家族の誰かが貰って来たのだろう。バブルの時代、微妙で豪華でいらない商品を、会社の忘年会などで配っていたようだ。一度だけ使った、靴専用のドライヤーとか、子供の頃はそんなのが、なんか、あった。ネットでちょっと調べたら、プログラミングで遊んだり出来る、当時のちょっとイイおもちゃだったようだ。俺はプログラミングなどというものはカケラもできないが、当時コレを手にした人はワクワクしたろうな、ということは分かる。なにせポケットで、コンピュータだ。ファミコンもない時代、こんなにワクワクするものがあるか。今では化石だが。とりあえず封印しておく。

『1979年の奇跡』読了。

5月6日 月

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午前中に起床。

散歩兼、買い物。布団のシーツを変えたり、枕カバーを新しくしたり。稽古が詰まってくると、こういう、日々の雑事を淡々とこなす時間が取れなくなる。今のうちにせいぜい、淡々としておこう。メール諸々チェック。連休あけた人々から、進捗を問う連絡ぼちぼち。お前らは休んでおいて、その間の進捗を聞いてくるとはいいご身分だ。まあ、仕事はキッチリやる。それなりにサボり、それなりにこなす。それがまあ、キッチリという意味である。2件ほどスケジュール調整の連絡を入れて、天袋拡張掃除の続きをする。妙にハマってしまい、いろいろ出てくるモノを愛でる。富士通のFMVは重量3キロオーバーのノートパソコン。貰い物ではあるが、初Windowsはこのマシンだった。持ち歩いたことはないけどね。しかし、ハードディスクが、ガパッと取り外してあった。どこへ持っていったんだろう。今となっては何のデータが入っていたかも不明。moディスクなども出てくるが、未来永劫、読み込まない気がする。

などとガチャガチャやっていたら、すぐに夕方。池尻大橋に移動して、2日の振替稽古。振替だけに、メンツが半分しかいなかった。うーむ、まあ仕方ないか。台本は一話の終わりまで。ラストシーンを残してあたる。あいも変わらずイリュージョン多め。終わって皆、さーっと帰ったが、岩松とちょびっと飲もうというと、小池さんが付いてきた。謎の病気で手術したという小池さん。身体大事にしつつ台詞入れて欲しいものです。岩松も、健康診断受けて再検査出てるが、行かない。行かない限り俺は健康なのだ、とか言ってる。死ぬと思う。店員のお兄さんが、やたらとイケメン。聞けば俳優で、テレビドラマなんかにチョクチョク出ているとか。お客のお姉さんグループと楽しそうに話していたが、フと冷めた声で「全部、フェイクっすけどね」とか言った。うーむ、そうだね。楽しいフェイク、本当みたいな嘘を目指したい。そんんな気持ちになりました。岩松は、もう一軒行くわーと言って、自転車漕いで去った。まあ、再検査は受けて欲しい。

『春のお辞儀』読了。

5月5日 日

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午前中に起床。

洗濯、掃除、買い物。メールチェックもろもろ。幾つかの連絡で、連休明けに〜などと書いてあるが、連休が今日までなのか、明日までなのかよく分からない。どうも、明日は振替休日というわけらしい。9日も休んでおいて、振替もないもんだが、どうなんだ。しかし10連休とかになってしまうと、残り3日とかはブルーなだけだな。フツーに3連休だと、すげー休める感じするけどね。まあ俺には関係がない。スカイプで会議一件。途中、まったく自分に関係ない話が始まったので、焼きそば作って食べたりした。

机周りが資料で埋もれてどうにもならなくなってきたので、天袋をザザっと片付けてそこにイロイロ放り込む。すると天袋の中から年代モノのOA機器などが出てくる。生まれて初めて触れたパソコン、マックパフォーマ575のキーボード。本体を捨てる際に、名残惜しくてキーボードとマウスだけ取っておいたのだった。今更どうしようもないが。

今日の稽古分の戯曲をプリントアウト。一応、鳥篇が最後までいく。ラストシーンのセリフを直前で一部、書き直して持っていく。駒澤大学へ移動して、稽古。大浦さんの長台詞に演出をつける。しかし、大浦さんはなぜあんなに性急なのかなあ。笑ってしまうけど。終わった後、大浦さんは渋谷までセリフ覚えながら歩いて帰るわ、といってスタスタ去っていったのだった。

『家をせおって歩いた』読了。

 

5月4日 土

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午前中に起床。

なんだかんだ、4時間ちゃんと寝れたな。脳を酷使した後の昼寝は睡眠カウントに入らないのかな。貴重なデータを得たので、戯曲執筆時には積極的に昼寝をしていきたい。一応晴れたので、今かな?と思い、洗濯。メール諸々チェック。ボチボチ働きはじめている哀しき人々が現れ始めた。まあね。そんなに休んでもね。渋谷に移動してエクセルシオールで諸住さんと会って、あまりおおっぴらに出来ない相談でゴニョゴニョ。まあ何が言えるわけではナイ。話を受ける地蔵と化す。あとプロ野球ロッテの若手選手が結婚した相手女性の年齢が若過ぎて、交際期間を計算したら、確実に犯罪になる年から付き合ってるよね、などというどうしようもない情報を得たりした。その後大崎へ移動して、金澤さんの個展へ。古民家をそのまま使った展示。けっこうエグい絵だったが、見やすくはあった。本人の説明によれば自動筆記のように感性の思うまま描いているそうな。まあ俺も同じスピリチュアル作家として共感する。なんだかんだ1時間ほども長居して外に出たら、小雨が降ってきた。あー洗濯は失敗だったか。大崎駅内のエクセルシオールに入ってちょっとだけ、データ作成。終わって送信してから池尻大橋に移動して稽古。稽古場で聞いたら小雨どころではなく、なんと雹が降ったという。どうも絵を観ていた時間に豪雨と共にドコドコ降っていたそうだ。洗濯モノは絶望的である。稽古は大浦さんが一人語りをするシーン。すごく苦労しそうだが、まあ、その苦労のために書いたシーンだ。頑張って欲しい。終わって帰宅中に電車でぼーっとしてたらアイディアがポンと出た。あ、これはすぐ書こうと思い、新宿で降りて、歌舞伎町のコメダ珈琲で書く。蛇篇の第2話。冒頭のシーンが出来た。出来るときは一瞬だ。始発で帰宅。洗濯モノは絶望的。

5月3日 金

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午前中に起床。

相変わらずの雨。今日は稽古がなく、人と会う予定もないので引きこもることを決める。スカイプで会議は一件あるけどね。鶏肉と茄子を炒めて、トマトソースと和えて食べる。ちょっと水っぽくなってしまったので、まりこから貰ったカレーの素をちょっと振ったら抜群になった。うーむ、こうしてまた、再現できない美味料理が誕生してしまう。メルカリで注文した本が送られてきた。昭和四十七年初版時の注文スリップが挟まったままだった。令和のこの時代まで、誰一人、この本を開かなかったのかなーと感慨に耽ったりした。昼過ぎからスカイプで会議。PDFでデータを用意してホイホイと話が済む。まあ、便利ではある。1時間ほどで終了。さて、あとは自由の身だ。戯曲を書く。蛇、鳥、とも第1話は完全に最後までいった。ただ、どっちもあと1つ、全体をズラすセリフが欲しいなとも思う。ちょっと図式的な箇所がある。どちらも、稽古に来ていない俳優のセリフだ。なんとか妄想を働かせて捻り出す。明日もう一度読んで、それで決定稿としよう。

脳がヒリヒリと疲れた感じがするので、ボンヤリするために散歩にいく。本屋を覗いて文庫やマンガなど買う。帰宅してもなんか気が静まらないために、ちょっと休憩、のつもりで横になったらガッツリ3時間眠ってしまった。あーしまったなあ。これじゃ今晩眠れないかもしれない。第2話のメモをまとめる。読み終わった『わたくしのビートルズ』未練がましくチョコチョコ拾い読み。

『宇宙、太陽系、地球、西荻窪』読了。

5月2日 木

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午前中に起床。

メルカリを覗いてみたら、読みたい戯曲が500円で出品されていたので即落札。古ーい雑誌もあったのでそれも落とす。300円。散歩ついでにコンビニに寄って決済する。しかしこういう古めかしい本、どんな人が出品してんだろうか。子供とか家族かなあ。俺の蔵書も死んだらメルカリへ行くがいい。誰が出品するか知らないけど。渋谷に移動して、ミヤマ珈琲で新庄さんと会う。ぜんぜん混んでないな。連休とは何なのか。街に人自体は多いのかもしれないが、渋谷なんてもともとアリみたいに溢れてるので違いが分からないだけかも。その後表参道まで足を伸ばして、ABCで本をいろいろ物色。5冊買おうと思ったところを断腸の思いで3冊に絞る。偉いおれ。

さて、北千住へ移動して劇場見学。スタッフは現場中のにしわきさん以外集合。久郷さん、ちょっと久々に会ったら痩せてた。結婚して生活がちゃんとしたんだろうか。俳優も結構来ていて、楽しそうにワイワイ。元銭湯の、廃墟のようなフリースペース。撤去されないままに残されている湯船に沈んだりして遊んでいた。客席の位置や楽屋の設営プランなど確認。終わって俳優たちは飲みにいき、スタッフは打ち合わせ。が、まあ、技術的なことは既に劇場さんと確認できたとのことなので、美術の二人と永井にだけ残ってもらい、美術プランと車の件だけ相談。プランはちょっと煮詰まったので、蛇篇の1話をおれがダイジェストで語ったりしたら、乗ってくれた。改めて9日にプランを練り直すことをお願いして解散。永井は帰り、おれは俳優にちょっと合流。ホンの1時間足らずで解散。岩松や佐々木さんは、大浦さん家で飲もう、とか言って消えていった。どうなったのかは知らない。終電で正しく帰宅。

ちょっとずつ読んでいた『わたくしのビートルズ』読み切ってしまって寂しい。エッセイと日々の日記、手紙、作業メモ。最高の本だ。こういうバラエティブックって実は一番好きな本かもしれない。文庫になったら、また最高だな。植草甚一読みたくなるので、ちょいちょい、摘んで読んだり。

『わたくしのビートルズ』読了。