4月28日 日

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午前中に起床。

髪の毛がなかなかうっとおしくなってきたので、シャワーついでにジャキジャキ切る。そりゃ、1000円カットであっても床屋に行った方がいいのは百も承知だが、面倒に負ける。というか、1000円、10分で切れるのは有り難いのだけど、実際にはすごい並んでるんだよ、あれ。開店前とかにもう列が出来てる。パチンコでもスーパーでもとにかく、あらゆる店は人が並ぶのだな。結局、切ってもらうまでに1時間はかかるし、アレ、順番待ちの列を途中で抜けたら無効になるらしい。まあ、医者と一緒だね。3分の診察のために3時間待ち。時間が有り余る者にのみ許された、ある意味特権なのだよね。などと、自分でテキトーにアタマを刈る口実をつくろうのだった。戯曲をプリントアウトして眺める。書くことはハッキリしているが、何かもう一アイディア、ポンと出ないかなあなどと思いつつボンヤリ。大木から連絡あり、連休中にどこかで遊ぼう、というのでまあ稽古のない30日か、3日かなー。劇場からメール。下見の日程をくれたので、スタッフラインでお伺いを立てておく。

駒澤大学に移動して、鳥篇の稽古。駅に着いた所で小川さんとばったり。衣装を持ってきてくれたのだった。衣装を着ると俳優はとっても楽しそうである。やっぱ自分専用というのはいいよね。今日来ていない大迫さんと平川さんの分は俺が持って帰る。稽古終わって、珍しくちえこが飲みに行けるというので、江花、田村、大浦と一緒に昨日とは別の鳥貴族へ。大迫さんから連絡きて、衣装受け取りに寄れる、というので店まで来て貰う。久々に会って、すぐゲハゲハと大笑いする大迫さん。ちえこがはしゃいでビールこぼしたりして、まあ楽しくて結構だった。帰り道、明大前まで大迫さんと返って、稽古のことや戯曲のことをチョイチョイ話したりした。

『とちおとめのババロア』読了。

4月27日 土

昼前に起床。

一応連休スタートということなので、〆切も打ち合わせもない。代わりに連休開けに向けてデスクワークが結構ある。チョイチョイ片付けるべく渋谷に移動していつでも空いてるミヤマ珈琲で作業。途中、みどりからメッセンジャーで連絡。O-nestの埋め合わせで、恵比寿ガーデンの相対性理論行かないかとの誘い。調整してみよう。池尻大橋に移動して、鳥篇の稽古。江花さんが復帰。大浦さんが連絡ミスから遅刻。いくらLineで連絡しても、システムが直ってなければ人は間違えるのだな。気をつけよう。新しい動きなど試して、稽古もノリが出てきた。

終わって、永井、柴山と合流して会議の予定だったが、永井は仕事で来られず柴山は音信不通。岩松もバイトで帰ったので、田村、江花と渋谷で飲みがてら話す。大浦さんも付いてくる。店の途中のエレベーターで、べろんべろんに酔い潰れたカップルを、どう見てもボッタクリな店に押し込む若いポン引きを見てしまう。これ見よがしに大声で大浦さんに『大浦さんは、ボッタクリのポン引きに引っ掛かった事とかあります?』とか言ってたら、ポン引きはイラッとした様子で途中階で降りた。江花さんには怒られた。ドキドキするからやめて!って。はい。話し合いはサクサク終わり、唐揚げとハイボール飲んで24時前に解散。柴山からの連絡は結局なく、ちょっと心配。

『拝啓、本が売れません』読了。

4月26日 金

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午前中に起床。

掃除してから散歩、買い物。高円寺に移動して、駅前のルノアールで取材の付き添い仕事。居残ってデータ出し終わらせる。座高円寺寄って行こうかとも思ったが、相変わらずアーカイブ室の予約番号は閲覧不可。呆れた仕事ぶりである。新宿に移動して、3丁目のベローチェへ。明日から10連休、ということで街は浮ついた様子だったが、店内は空いていた。レイアウトの続きを片付けて送信。さてこれで次の締め切りは10日後である。世田谷区に支払う稽古場の代金やら、WEBサイトのドメイン料金やらの引き落とし日も連休明け。うっかり忘れないように手続きを済ませておく。連休終わった後にはもう元号変わってるのかー。まあしかし、何の感慨もない。人が決めてることだからなあ。時間も日付もみんなそうなんだけどね。私は同窓会にも興味がまるでない。いつでも「今」が一番好きだ。

世界堂前で永井と待ち合わせて、草枕でカレー。ちょびっとだけ値段が上がっていた。店内は何故かマレーバクの飾りで溢れていた。なんか、バクの日とからしい。バクにだって制定日があるのだから、そりゃ元号も変わろうというものだ。永井がパフェ食べたいというので、西武に移動して、劇場に送る資料の相談。明日皆に提案する内容をサクサクと決めていく。カンフェティから送ってきたインタビュー文章も読んでもらい、ライターの方をググったりした。郷ひろみのパンフの文章書いた、とか。大木から連絡あり、今日アベンジャーズの映画を観るために新宿行くのでちょっと飲みたいとのこと。永井と待つ。永井はその間、Laboに字幕をつける作業をしていた。30分かかって、約2分ぶんの字幕が付いた。途方もない作業である。

明日も仕事なので、と永井は帰り、大木とお好み焼き屋で軽く飲む。最近読んでる漫画の話を聞いたが、同人誌など読んでいるという。そうだなあ、もう面白いものはインディ、メジャー本当にまるで関係がない。出版社だってSNSでバズった作品しか出そうとしないし。24時前に解散。ちょびちょび、雨が降ってきた。

『藁の王』読了。

4月25日 木

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午前中に起床。

近頃、自炊の写真を上げなくなって、写真のネタが切れた。別にいいんだけど、なんとなく味気ない気もするので、体重でも測って上げてみるか。いよいよ需要の微塵も存在しない中年日記になってしまうが。しかし、80キロが目前でうーむ、と唸る。俺の公式体重は75キロなのだ。身長170センチないから、まあ立派な肥満だろう。でもポリシーでダイエットなどはしない。別に暴食はしていない。必要なら、そのうち自然に痩せる。

風呂入ってからコーヒー飲んで、買い物ついでに郵便局にも寄る。やたらと蒸し暑い。早くもポロシャツ半ズボンおじさんとなるのだった。昼から久々のスカイプ会議。連休開けの入稿スケジュールを詰める。出掛けなくていい、というだけでエラく楽だ。会議は全部オンラインでいいのではないか、と思うが、納品さえ未だに顔を付き合わせて、ということもあるくらいだからどうかな。まあ、全てがオンラインで完結する頃に自分がまだ仕事してるとは思えないな。永久にFAXを使えばいい。

池尻大橋に移動して、蛇篇の稽古。腰痛やら蕁麻疹やら、相変わらず当日になって届く欠席の報せ。まあな、仕方ない。予定には優先順位がある。まだ稽古が最優先ではないということだ。やろうと思ってたシーン、全てに対話の相手がいないという状況。今日は岩松も来てくれたので、オール代役で当たった。意外にサクサク進んで、一応、今渡してあるシーン全てに動きがついた。まだ一度も稽古来てない人もいるんだけどね。田尻さんはやっぱり魅力ある。終わって、駅前の肉バルで岩松、田尻、長井とちょっと飲んで食べる。長井は終始クニャクニャしていて、田尻さんに突っ込まれまくっていた。23時過ぎに解散。調布まで田尻さんと一緒だったので、将来への展望の話など淡々と聞く。輝く未来があって結構なことである。

youtubeで、豊田道倫の新曲のMVがアップされていたので聞く。この国を揺らす恋愛ってフレーズが凄い。よく思いつくな、と思うし、こういうシンプルな歌詞に先例がないということにもハッとする。やはり言葉は希望だ。音階に限界はあるが、言葉は無限である。定型を当て嵌めることでいっちょあがり、とする神経はまるで理解できない。やっぱ、明日の渋谷行こうかと一瞬思う。当日券がない、ということはないはずだ。いや、でもな。今、一人で聞いてしまったら影響を受けることは明白だ。せっかく進んでいる戯曲の進行も心配。まあ、行けない、ということも記憶である。平成の最後、あのライブに俺は行かなかった、そのことをずっと覚えておこうと思う。

 

4月24日 水

午前中に起床。

蒸し暑い。これはもうエアコンがいるでしょう。持ってないんだが。さっさと渋谷に移動して、ABCぐるぐる回ってから、青山茶館でデスクワーク。取材原稿一本仕上げて送信。タワレコちょっと冷やかし、センター街のヤマノ楽器でジャンク品漁り、センター街のミヤマへ。今日の稽古の予習をちょびっと。駒澤大学に移動して、鳥篇の稽古。桃子が、バイト中に足を痛めたので接骨院行き、とのことで欠席。皆、何かしら身体を壊しがち。稽古場の外で。大事にして欲しいものです。大浦さんが本番終わって参加。まだセリフはちょっとしかないが、またしてもちえこと共に、大暴れして貰おう。平川さんは、次からまたちょっとお休みなので、彼女のシーンを中心に。終わって、大浦さんと渋谷で中華食って、ちょっとだけ飲む。気づいたら、まともな食事をしたのは2日ぶりであった。なんかね、最近あまりお腹減らない。まあ中年ということか。いっちょ痩せてみるかな。ハハハ。23時過ぎに解散。

夜中、唐突にlineに通知。アドレスを確認して下さい、というので、メールアドレスとパスワードを入れたら、このアドレスは只今の操作を持って使用不可になりました、と出る。えー。なにそれは。そんな罠あるだろうか。絶望的な気持ちでネットを周り、事例を調べると、どうも俺が昔、使っていた電話番号でlineを登録していて変更しなかったがために、その電話番号を新たに割り振られた人が『今』そもアドレスで登録した、ということらしい。うーむ、まあ、理屈は分かる。しかしもうlineから逃げ出したくて堪らない。メール、メッセンジャー、スラック、なんでもいいが、クラウド上のアカウントのみで自立している連絡先でいいじゃないか。lineは必ず個人情報に紐づけなければいけなくて、怖いし不便だ。そうなんだけど、まだまだ皆、使っているからなあ。取り敢えず、現状で芝居の連絡はlineを使っているのでどうしようもない。Facebookのアカウントで新しいアドレスを作って、劇団のslackにグループに入れてくれーと投げておく。あーなんか、落ち込むぜ。lineのアカウントを作るのは、もうこれで都合4つ目だ。全ての始まりは鳥貴族にiPhoneを吸収だれたことから始まった。死屍累々のかっぱアカウント。もう2度とアクセスできないあのアカウントに、もう連絡が取れなくなってしまったあの人からの連絡が、来ているような気がしてならないのだった。

『ペンギン・ブックスが選んだ日本の名短編29』読了。

4月23日 火

午前中に起床。

掃除、洗濯、買い物。Labo、今日分のアップロードを確認して、サイトも更新しておく。メール諸々チェック。日曜〆切一件、なんとなく手をつけてなかった奴がちょいヤバイかもしれない。土曜の夜に頑張ろう、という頑張る予約を己にしておく。新宿に移動して、プライベートに関する、ベリーハードな話し合い。心を凍らせてあくまで事務的にサクサクと進める。これ以上、長引かせたくないので、なんとか踏ん張って終わりまで持っていく。まあ今後なんかあるかもしれないが、俺的にはこれで終わり!と踏ん切りをつけた。そう思うと気が楽になる。つくづくいい加減な性格である。

終わって稽古まで微妙な時間あるなーと思ったら、新田より連絡来ており、渋谷にいるのでもし打ち合わせできればとのことなので、センター街のミヤマに移動。1時間くらいでサクッと終わらせて、今日分の役者紹介を永井に送ってから、二子玉川まで。バスで10分弱で玉堤の稽古場で蛇篇の稽古。今日は一人以外みんな来る予定だったが、腰痛だなんだで、結局7人しか揃わず。まあね。まだ無理する時期じゃぜんぜんないので、養生して欲しい。終わって、皆で田園調布まで歩いて帰る。物凄い傾斜の坂を文句言いながらえっちらおっちら登ってゆくのだった。しかし何故こんな住みにくそうな場所が高級住宅街なのかね。帰り道、デッカい道路を一度も車が通らなかった。みどりから連絡あり。金曜の渋谷、急遽行けなくなったとのこと。チケット流してもいいか、というのでまあ俺も折角の稽古休み、大人しく戯曲でも書いていよう。

『夢も見ずに眠った』読了。

4月22日 月

午前中に起床。

カンフェティから、インタビュー原稿のURLを送ってきていたのでチェック。割と雑談を反映した記事になっていて、ちょっと意外。やっぱライターによって、切り取る部分はかなり異なるのだなー。けっこう面白い記事だと思う。人が来るかはまあ、別のハナシだが。こういう小さなアーカイブが、自前でない、外部サイトに公演の度残って行くのは価値がある、とは思う。メール諸々チェック。一件、チョイと面倒臭そうな案件依頼来ていたが、目尻からの紐付けメールだったので、本人に確認の連絡。面倒は嫌なのだ。だって面倒だから。ね。渋谷でやってる『ナイトクルージング』観に行きたいんだけど、夜しかないんだよなあ。稽古始まってからはなかなか辛いところ。隙を見て、終わらないうちにパッと行っておきたい気持ち。劇場から送ってきた規約書やらを片付けたいのだが、これが結構、チャンとしないといけないようだ。取り敢えず、下見のスケジュール希望日をlineに投げておく。

コーヒー三杯くらいバカバカ飲んでから、神田へ移動。三省堂裏のベローチェで、篠田さんと作戦会議。レギュラーの仕事を一本入れるかどうか。チームとして動くのは好きだが楽ではない。でもまあ、普段しない仕事を出来るのは幸福だ。どんどんね。飽きちゃうからね。うむ。終わって下北沢へ移動。途中の電車で、Twitter用の俳優紹介文を書き、永井に送信。本多劇場前でゆーこと合流して『志らく一人舞台』鑑賞。終わって鳥貴族でハイボール2杯、飲んで解散。珍しくグチなんぞ聞いてもらい、そこそこスッとした。帰り、一人で古本屋に寄り、シブい文庫本など眺めていると幸せを感じる。最近別れた恋人は、読書をまるでしない人だった。『本』という存在が生活に、まるでなかった。まあ、きっと私にだって、彼女が大事にしている何かをまるで理解できなかったに違いないのだから、お互い様だし仕方のないことである。でもやっぱり、本の話が出来る友人がフツーに必要だな。この、フツーに、というのがミソである。

深夜、戯曲を書く。本当に地を這うように書いていく。まあ孤独だが、それも悦楽だ。稽古場は楽しい。そのために、今、地面を這っておく。

『殴り合いの文化史』読了。