4月5日 金

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午前中に起床。

窓を開けると南風だった。ついに春になったのだなー。しかし散歩に出ると悲しい光景がそこにあった。部屋の前にある公園。昨年9月末の台風で使用禁止になったブランコが、年末に復活していたのだが、今日通ると撤去され、なーんにもなかった。やっぱりなあ。一度使用不可にしてしまうと、結局、これなくてもいいのでは?となり、あって、事故が起こるより、もうなーんもないほうがマシだと思ってしまうのだな。文化の衰退。遊具などというものは必要だからあるのではない。ただそこにあれば、誰かが遊ぶのだ。端っこにある砂場も、ちょっと前に、砂を土で埋められて使えなくされていた。そのうち、駐車場にでもなるのだろうか。馬鹿馬鹿しいことである。

バウムクーヘンをコーヒーで流し込んでから神田に移動。事務所でミーティング。こちらでもゴールデンウィーク進行の対応で右往左往している様子。俺は発注を淡々とこなすのみだ。最近、校正が直前まで回ってこない件のみ、申し送っておく。終わって吉祥寺に移動して、ベースにて納品。その後、目黒さん、恵美さんとタラタラする。新しく導入したハイテクコピー機の性能が良くて、社内が明るくなったそうである。社内環境はコピー機一台が握っている。ただもう、ファックスの機能は排除してくれていい。ファックスて。なまじ残しておくから、そんな古の秘術を使おうと目論む愚か者が現れるのだ。断固排除すべし。もう、脳に直接送れ。

ルーエで文藝と群像を買ってから、新代田へ。六月公演の顔合わせ。いよいよ稽古が始まってしまう。これ終わったら、もう今年の半分が終了だ。恐ろしいなあ。区民センターで皆と合流。大迫さん、『髪をかきあげる』すごく面白かったとのこと。うん、大迫さんに合いそうな気がしたんだよね。早速近日中にLABOで話そう。演じてもみたい、というので、そうね、なんか、公演とまではいかなくても、出来る機会があれば試してみたいなと思う。俺の書くものとは真逆の戯曲だが、勿論、良いものは良い。狭い会議室になんだかんだ、16人。2チーム制なので、自分が出ないほうのチームの人間とはあとは劇場まで会わないのかな?などと切ないことを考えるが、まあ、どっかで親睦するか。いや、いいか。稽古場は出入り自由なので来たければ勝手に来るだろう。諸々事務的な連絡事項を伝えて、公演のコンセプトと狙いを喋る。頑張って40分くらいにまとめたが、飽きて落書きしてたり、ボンヤリしてる人などいて面白いなーと思った。あとで田村さんに、なんか学校の授業てそんな感じだよねーと言われた。そうだね。

終わって、岩松、田村、ちえこ、大浦、本田と飲みに行く。オーディション組は一人もこなかった。ま、それで良い。まだ20時で、金曜の夜だ。まだちょっと、何か出来る時間。自分の為に時間を使うべし。新代田駅のちょっと先に、中古レコードショップ件立ち飲み屋というややお洒落な空間が出来ていて、そこで飲む。和気藹々と楽しい夜だった。ちょっと大浦さんをいじりすぎたかなー。反省。リスペクトしなくてはね。でも動きが怪しいぞ。ちえこも新しい会社に変わり、田村さんは引っ越しを控えているという。新生活って感じ。おれはこの公演を走りきるためにもう少し体力が必要だ。水泳でもするかな。23時過ぎに解散。

『思わず考えちゃう』読了。