10月4日 木

昼過ぎに起床。

13時から門前仲町で打ち合わせ。その後、新宿のらんぶるでブレスト。月末に締め切りが2本追加されてしまった。うれし哀し。

そのままらんぶるに居座って、デスクワーク。データまとめて、送信。レイアウト1件。閉店時間なので、珈琲貴族に移って、終電まで能楽集。出会いのシーン。シーンというか、シークエンス。死者と生者の出会いと名乗りの場面で、もう躓く。死者、の定義から考えなくてはいけない。それは、まあ、つまり、忘れられた、ということだ。忘却を恐れて怨霊となる人々。私なんぞは、ぱっと消えてなくなって、この世に一切の痕跡など残したいと思わないけど。でもそれも、死に方によるってことなのか。とにかく、まあ、忘却とそれに抗う物語になるのだろうか。六本の親知らず、人知れず溶けて消えた骨族の忘却の記録に。終電で帰宅。

『蜜蜂』読了。