4月4日 木

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午前中に起床。

シャワー浴びて、すぐ銀座まで。歌舞伎座の前で永井と合流。今日は永井が歌舞伎座のチケットを融通してくれるというので、初歌舞伎観劇なのだった。デパ地下でおこわのお弁当買って、三回席にログイン。特にガイドなど使わなかったのだけど、意外と俳優が何を言っているのかは分かった。でも、ベンベンと楽器を弾いて長唄、のような感じでナレーションを歌っているその内容は殆ど分からなかった。俳優の演技も、白塗りのスターな感じの人と、その他大勢みたいな人の演技体がぜんぜん違ってるのが面白かった。どういうロジックが通ってるんだろうなあ。途中結構、キツい時間帯もあったが、全体としてとても面白かったし、勉強になった。西洋の生理が入ってくる以前の身体と時間。平田オリザが導入した、『退屈な時間』の再発見。でもまあ、退屈なんだけどね。退屈を退屈として楽しむ、というのは理念としては大変好みなのだが、しかし退屈であるということだけが問題だ。アホみたいなハナシだが、切実。永井は後半、爆睡。しかし朝11時から始まって終わるのが16時というのがすごい。一日かけての娯楽なのだな。スピィーディーに要所をつまんで楽しむYouTube世代的にはこれからどうなっていくのかなあ。当たり前だが、観客の年齢層相当高めであった。

終わって椿屋珈琲で千円のコーヒーのみつつ、感想喋ったり、駄弁ったり、公演のプレスリリースの相談したり。招待客のリストも見直す。近頃は、事務所に招待を送ってもほぼ返信がない。snsで個人に送った方がビビットに返ってくる。もう事務所って、取次先として機能してないのだな。まあ、いちいち構ってられないと言われたらその通り。組織のレベルでは相手にされてないのである。個人の力でなんとかしよう。大木から連絡あり、仕事が暇でもう退社できそう、というので、永井も一緒に飲みにいくことにする。その前に我々はカレーを摂取しようということで、東京カレーの王様、銀座デリーへ。銀座のデリーは生涯3度目くらいだが、頭がおかしくなるかと思うほど美味い。なんか、世の中にはいろいろな種類のカレーがあるが、もうこれだけあればいいのでは?と思ってしまうほどだった。永井は辛さマックスのムルギーカレーを完食。辛くて美味しくて楽しくて最高、という感想であった。ちょっと歩いて新橋駅前の、ウーロンハイ100円の意識が低過ぎる居酒屋で大木と合流大木は大きな仕事の成果も出て、久々に終始明るく楽しく飲んだ。桑原は入社4日目で研修のため出張とのこと。Twitterでは苦渋のツィートを連打していたが、でも頑張って働く、と言っているそうで偉い。でもLaboは落としそう。23時過ぎに解散。

『トリニティ』読了。