2月27日 水

午前中に起床。

校正返ってきていたのでチェック入れて入稿。これで自分の担当分は上がり。キッチリ締め切り通りである。小躍りするが、この件でますます仕事をやめる気持ちを強くする。こんなこと、もうこれ以上してられない。人にも迷惑かけるしなー。戯曲を書くべきだ。

金曜日の中屋敷氏との飲みにあかりを誘ってみると、来るというので新宿待ちあわせを伝える。人間関係の潤滑油として期待したい。大木からメッセンジャーで連絡あり。土曜なら時間できるというので、laboの収録をお願いする。俄かに忙しい週末だ。

新宿に移動。移動中の電車で、パジャマ姿で裸足の女性が乗り込んできてギョッとしたが、後ろで学生な感じの人々がカメラを回していたので、パフォーマンスだかyoutubeだかの芸術行為なのだろうな。カメラの存在を気取られたらダメだと思う。と同時に、どんな奇っ怪な事態が起きてもカメラ一つあれば、それをフィクションとして安心して受け入れてしまうのが、時代といえる。

特殊な技術分野の取材。クラウドファウンディングで商品化されたいろんな機器を触る。未来だなー。終わって四谷に移動し、打ち合わせ後にデスク借りてレイアウト。チーズケーキをロール状に固めたようなお菓子を貰って食べたりしつつ黙々と作業。下北沢に移動して、永井、松村と待ち合わせて、久世さんのお宅へ。駅から出ると雨。震えつつ向かう。到着すると、カデンツァのDVD観ながら既にドッカンドッカン盛り上がっている。田中さんはいつもに輪をかけてシャブ食ってるんじゃないか？というほど笑い転げている。A Iスピーカーを酷使して音楽を流しまくる。料理の皿が乱れ飛ぶ。これがいわゆる女子会かー。その狂態を尻目に、松村は淡々と仕事を始めてしまうし、永井は長椅子に横たわってくつろぐ。強化ガラス越しに不思議な動物の生態を眺めているようで楽しかった。23時過ぎに旦那さんが帰ってきたので、挨拶して帰宅。雨はいちおう、止んでいた。

『自殺会議』読了。