12月31日 月

午前中に起床。
さて大晦日。とはいえ特にどうという事もない。でも特にやることもない。普段遊んでくれる人も年末年始は実家に帰る。おれは特に帰る場所もないので、まあ暇である。以前は、30日くらいから忘年会を開始して、ずーっと飲み続けて、途中で年越してそのまま新年会、などという阿保も長いことやっていた。でも一昨年くらいから、皆家庭が出来たり、田舎帰ったりして、静かになった。30歳くらいまではそれなりにパンクな精神もあり、何が正月か、俺は元日からカレー食うぜ、などというテロ行為も行っていたが、今はまあ、正月なら正月なりに、「俺の正月」を過ごした方が徳が高いな、などと思うくらいには中年である。昼過ぎまでのんびり本を読んで過ごす。
ムードを味わうためにスーパーまで行く。大晦日のスーパーて何かいいよね。その気はなかったが、まんまと昆布絞めなど買ってしまう。あと栗きんとん。普段甘いもの食べないけどね。ま、いい。気分が高まったので、豆を炊き、みつまめも作る。きんかんも甘酢に漬ける。調子に乗って里芋をもりもり剥いて煮しめも作る。明日氷河期が来ても生き延びることは可能である。風呂入って出ると、やや冷静になり、山もりの食糧を前に、うーむ俺は何をしているのだとしばし呆然。まあいいか。
調布に出て、ゆーこと室田と待ち合わせ。深大寺そばで、鴨南蛮すする。調布、仙川あたりも大分変った。渋谷や吉祥寺まで遊びに行く必要ないなー。駅前のジョナサンに移動して、ヘルトウクン、ダイスニコフ、畳地獄で遊ぶ。23時過ぎに解散。年明けのリーディング用の戯曲をコリコリ書く。
『そんなことよりキスだった』読了。