12月29日 土

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午前中に起床。

コーヒー飲んで、買い物がてら、ボンヤリと散歩。今年一番の寒さ。コート着てマフラー巻いても芯まで寒い。正月らしく、ムードで伊達巻きとかまぼこ買う。あとほうれん草。餅は多分、大家がくれるだろう。無ければ無いでパンでも食えば良い。冷え切ってしまったので、風呂沸かして入ってから吉祥寺へ。出来たばかりのアップリンクで『クーリンチェ少年殺人事件』鑑賞。終わって百年、一日回って文庫本を数冊ピックアップ。くぐつ草でカレーとコーヒー。データちょっとまとめるがすぎ飽きる。カノン、モノローグ。並行して、リーディング用のモノローグも書く。集中出来ず、他のテーブルの人々の話などを何となく聞いたりする。

渋谷に移動して劇団の忘年会。澤岡さんが予約してくれた、しゃぶしゃぶの食べ放題の店。メンツは澤岡、山口、松村、小川、久世、あかり、本田、平川、田中、清水、さとみき。忘れないうちにDVD渡す。これで今日の俺の任務は全て終わった。豚肉と牛肉をこれでもかとばかり食べる。肉をこんなに雑に湯がいて胃に放り込んだことはない。本田さん、隙あらば鍋を肉で埋めてしまう。もはや肉鍋である。小川さんは淡々と灰汁をすくう。平川が食う。松村、途中で30分くらいいなくなり、何してんのかなーと思ったら、写真プリントアウトして、フレームに入れて皆に渡してくれた。アっと言う間に時間きて、田村さんや大浦さんの待つ、二次会の鳥貴族へ移動。6、7人くらい流れてくるかなーという予想だったが、なんと全員来た。田村、大浦、実里、風太、桑原、大木、久郷さんも参加して、12人の席に19人。途中で小張さんまで来た。完全に飽和し、風太とぐっさんは立ち飲み状態だった。何にせよ、皆付き合ってくれて有難い。その後は終電で一人抜け二人抜け。最終的には、江花は泥酔し、久郷さんの匂いを嗅ぎ続け、田村さんは気絶して置物化する地獄絵図。朝5時に店を追い出される。田村さん、これから朝霞まで帰って、その50分後には帰省の準備を終わらせ、出勤の電車で再び渋谷に来るという。いかれたスケジュールである。駅前で解散したが、田中さんが、帰りたくない、寂しい、朝ごはん食べようというので、小川さんと3人で朝の渋谷を徘徊する。でもどの店も閉まってる。道端に倒れこんだ女性を、二人の男たちが介抱するていで持って帰ろうとしていたので、警察にチクっておく。程なく警官きたので、あとは任せて、24時間営業の小さカフェバーへ。田中さん、あれだけ肉を食ったというのに、ピザだのグラタンだの食べ、マシンガンのように話しまくり、ときに爆笑、すごいテンションだなー。小川さんの過去のバイト遍歴で、万引きGメンしたことがある、という話で盛り上がりは最高潮となる。俺と田中さんのテンションがドライブしてしまって、収集がつかない。小川さんも楽しそうだった。あんなに笑ったのは久しぶりだ。気づいたら4時間半が過ぎていた。駅前で小川さんと別れ、井の頭線に乗り、下北沢で田中さんと別れたときには10時だった。しかしよく喋った。喉がカスカスだ。おれもまあお喋りだが、田中さんには負ける。以前付き合っていたという11歳年上の彼氏の写真を嬉々として見せてくれたが、髭にサングラスでまあどう見てもカタギでは無い。彼女のこの先の幸福を望むばかりである。部屋に戻るともう昼前でしばし唖然。イ・ラン『ヨンヨンスン』聴く。

『帰れない山』読了。