10月24日 水

午前中に起床。

洗濯。連絡モロモロ。田村さんからSlackで連絡。ギジレン連中は来年6月のオファー無理とのこと。門田のドライバーも無理か。いたしかたなし。

何の気なしにギター触っていたら興が乗ってきたので、大迫さんが送って来ていた歌詞、もう一つ曲をつけて、ボイスメモで録ってグループラインに投げる。正味15分。黒焦げギャル男がどうしたこうした、みたいなトンチキなタイトル。薬でもやってんだろうか。ナチュラルか。よりヤバいのだった。歌詞に「鼻濁音で」と指定があるも謎が深いので、取り敢えず無視して作った。演奏されぬまま曲のストックが増えていくのはムズムズする。早くスタジオに入って霊媒したいものである。

特にかかるべき仕事ないので、昼過ぎに神保町。三省堂と古書センター周辺、ぐるっと回る。ボンディでカレー食べ、ジャニスでCD返却。ついに10月中でレンタル終了とのこと。

ベローチェに篭り、少し腰を据えてカノン。俺の書く芝居は不条理ではない。人物のアクションは、何らかの反応を世界に与える。それは極めて個人的なことかもしれないが、その矮小な世界をこじ開ける、自分だけに必要な方法は、拡大されなければならない。物語が因果律に絡め取られてしまうそのドラマの地軸を横滑りでズラしてゆく方向を示す必要があるのだった。その方法はまだ、よく分からない。それで今回は、徹底的に物語のフォーマットを借りる。能であったり、神話、民話、噂話。少しずつ形にはなってきている。どうかな。

夜、江花さんが店番のダーリンで桃子さん、ちえこさんと飲む予定だったのだが、桃子さん体調不良とのこと。代わりに誰か誘うかなあ、と手当たり次第に、椎葉、大迫、久世、松村、さとみき、と声をかけてみる。誰か一人くらいは来るだろう、とタカをくくって、取り敢えずちえこさんと20時に新宿で待ち合わせてゴールデン街へ。店開けたばかりで一番乗り。イロイロとちえこさんの話を聞く。高校を出てからの遍歴など。声優になりたいなら、まずは自衛隊へ入れ、と父親に言われた話など、コクがある。来年から仕事も変わる予定とのことで、どうしようかなーなどと言っているので、差し当たり、一人暮らしを勧める。その後、のんべさんもやって来て、ちえこさんとTwitterのフォローなどし合って盛り上がっていた。そう言えば、とLine、メッセンジャー開いてみると、誘った人々は全滅であった。おお、人望の極薄さが露呈した。当日、いきなりこれから、じゃ、仕方ないよーとちえこさんは慰めてくれたが。そうか、そうだね。皆忙しい。当たり前のことだ。当日、いきなりこれから、であるからこそ、馳せ参じ続けてきた己が身を振り返ったりした。

23時過ぎに解散。京王線で明大前まで行って、事務所に顔を出す。エミちゃんいたのでダラダラ喋る。24時過ぎれば大丈夫、と言ってビール貰う。仕事ちょっと貰ってデスクワーク。明け方、始発で帰る。またAmazonから古本届いていた。