10月23日 火

午前中に起床。

曇天。雨降るかなあ。メールその他チェック。昨晩のレイアウトに関して微調整の連絡あり。とりあえず週末に再度提出。米も炊いておらず何もないので、作り置きのきんぴらと、一年以上前に百瀬に貰った謎の缶詰開けて食べる。烏賊と書いてあるが全てが液状化しており、よく分からない。

12時に水道橋で柴山とまちあわせ。が、柴山30分遅れるとのことで、駅前のスタバでコーヒー飲みつつ待つ。御茶ノ水にはよく行くが、水道橋なんて降りたことあったかな。学生なんだか、社会人なんだか、微妙な感じの若者が多数、たむろしている。まあ、素性の謎さで人のことを言えた義理ではない。柴山到着するが、やはり疲れている感じ。しばらくダベったあと、ドームシティへ。ここにあるお化け屋敷に入ることが取り敢えずの目的なのだった。看板を観ると、意外なことにチームラボが参加しているらしかった。怖いはまあ、怖いが、わー、ぎゃー、という感じでもなく。しっとり怖い感じであった。どっちかというと、可哀想な話だった。でも、最後は怨霊にわーっと追っかけられたけど。その後、たこ焼き食べ、ジェットコースター乗り、ドトールで休憩。職場の相談などされるが、なにせ根無し草生活、まるで実のないアドバイスしかできないのだった。

新宿に移動し、駅ビルの中にある女性用のアパレルブランドはしごして、モードの何たるかをいろいろ柴山に教わる。女性の服は高いなー。なんて事無く見える上着が軽く一万円だ。まあ、男性の服もそうなのかもしれないけど。しかし店員にはどんな二人に見えていたのか。気にしないか。新宿、あらゆる形容しがたいカップルがひしめいていて、珍しくもないだろう。

その後、インドカレー食べたいというので、四丁目のなんてことないマサラダイニング。カレーを頼むと、デザートやらコーヒーやら勝手にバンバン付いてきて、やや得した気になる。柴山はナンを半分、残してお持ち帰り。そう言えば数年前も阿佐ヶ谷のカレー屋でナンを持ち帰ってたなあ。食べたい欲求と、胃腸の大きさが絶望的に釣り合っていない、と哀しげに漏らしていた。23時過ぎに解散。

夜中、パソコン開いて少しだけカノン。モノローグを一行打った途端、ポンと大きな仕掛けを思いつく。こういうタイミングは本当に謎である。ラッキー。自分的には素晴らしい思いつきだが、意外とそういう場合に客の反応は案外、薄いものである。

『21世紀の楕円幻想論』読了。