5月15日 水

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午前中に起床。

掃除と洗濯。渋谷に移動して、ヒカリエのカフェで打ち合わせ一件。終わってそのまま居残って、淡々とデスクワーク。16時過ぎに松村から連絡あり。仕事は18時くらいには終わりそうだが、風邪を引いたのか、体調が激烈に悪い、とのこと。一旦自宅に帰って1時間ほど寝てから向かう、というのだが、まあ来ないだろう。激烈に体調が悪くて1時間寝て起きたら、スッキリ元どおりとはいかないだろう。一応、19時半に連絡をしてみるが音信不通。仕方ないので、一人で新宿三丁目へ。ゴールデン街ファミリーマートで穂先氏と待ち合わせ。穂先氏、自転車で現れる。松村が来ないことを詫び、高島屋そばのレンタル会議室へ。暗証番号だけメールで送られてきて、それをポチポチと入力したら入れた。管理人などの姿もなく、完全に無人である。うーむ、こんな商売もあるのだなー。Laboは、穂先氏も積極的に意見言ってくれていい感じ。でも興が乗って完全に時間オーバー。2時間に収まらず、ゴールデン街に舞い戻り、江花さんが店番をしているダーリンで続きを喋る。後ろで酔客が江花さんにセクハラしてる声とか入ってる気がするけど、どうなんだろうか。後で聞き返してみないと何とも言えない。途中で、穂先氏がスマホをなくした、と言うので、江花さんにiPhone借りてiCloudにログインし、【iPhoneを探す】を起動すると、さっきの会議室の場所にバッチリあるのだった。すげえ時代だ。落し物もクラウド管理だ。それにしても、穂先氏、初対面の際は財布を忘れて、今またiPhoneを忘れ、大者だ。本人曰く、財布ももう5回は落としたが、全て返ってきたという。明日、朝イチで管理会社に電話することにして、別れる。穂先氏はGoogle MAPで下北方面への方角を確認すると、自転車で去っていった。

録音を聞き返しつつ、終電で帰宅。松村からは連絡なし。

『パートタイム・デスライフ』読了。

5月14日 火

1時間ほどゴロゴロしてから起床。

そばを打つべく、上北沢へ。が、電車に乗ったところで、永井から、めがね壊れたから、と欠席の報せ。松村からは仕事が入って、行けないみたい、と連絡。明里は、じゃあ後日にしようと言う。うーむ、だが施設は当日キャンセルすると、ペナルティがついて借りられなくなってしまうのだ。しょうがないから、一人で行って、料理室で仕事することにした。うーむ、寝ないで俺は何をやっているのだ、と激し虚しさを抱く。まあ誰かが貧乏くじを引かなくてはいけない。そういう場合、ほぼそれは俺の役目なのだ。しょうがないね。受付で事情説明して、どうします?部屋使いますか?と聞かれたので、まあお金も払ってることだし一応、使いますと言って一人、料理室でポツンとする。パソコン開いてデスクワーク。なんか、クリスマスパーティに誰も来なかった星飛雄馬みたいである。作業してると、ミョーに寒い。エアコンは全館一括で管理しているそうなのだが、料理室であることが関係しているのか、底冷えがする。2時間ほど滞在してギブアップ。受付に行って、帰りますと言うと、担当の中年女性は心から憐れむような一瞥をくれた。

下北沢へ移動して、北口のカフェで作業再開。エアコン快適。Wi-Fiも、コーヒーさえもある。カフェ最高。戯曲も書く。ポンと出たセリフに合わせて、第2話の全体の構成を手直し。なるべくシンプルにささっとまとめたいが、どうか。

新代田へ移動して、稽古。若尾君が参加して、椎葉も含めてようやっと全員が揃った。若尾くんにセリフ読んでもらうと、一気に世界が広がった。やっぱ、そこにいるってことが何より重要である。終わって、飲みに行くでもなく、ササッと帰ってひっくり変える。なんか体調が良くない。料理室の底冷えが効いたようだ。身体がダルい。松村から連絡あり、明日、穂先氏とのLaboだが、仕事入っているので、終わり次第連絡する、とのこと。熱い風呂入ったらまあまあ、復活。

5月13日 月

コーヒー立て続けに2杯飲んだら、ちょっと気持ち悪い。

残った半分くらいをお湯で薄めて飲んでみたら、ほぼ麦茶。うむ、コーヒーってまあ、麦茶みたいなものだよなーと妙に納得。書いた戯曲をプリントアウトして眺める。予想通り、予想とはズレてきている。やっぱ現場でセリフは変わる。しかし情報量はコントロールしよう。メールその他諸々チェック。なんか、もりもりと連絡が来る。各位、連休明けのコントロールが効いてないのかなー。俺はスケジュール通りである。粛々と進める。

時間になったので、小田急線で豪徳寺へ移動。豪徳寺、すごい名前。世田谷。意外と新宿に近い。昔、宮沢章夫が住んでいた街。市松生活、読んでたなあ。実態は、なんてこともない住宅街。撮影と取材。スケジュールがタイトだったが、予習がはまって順調に消化できた。巻いて終了、撤収して渋谷に移動。機材を返して、その足で新代田まで。蛇篇の稽古。音楽室なのだが、一部天井が低く、俳優が次々と頭をぶつけていく。ドスンドスンと三拍子で足を踏み均すシーンの稽古をやっていたら、帰りに、管理者に嫌味を言われてしまった。ウチはねー音楽室なんでねーいくら演劇の練習でもねー常識を持った音量でお願いしますねーそうじゃないとねーもう使えなくしますからーなどと言われる。今まで散々、暴れまわったが、そんなこと言われたのは初めてだ。多分、今日の管理者の気分で言ってると思う。使用可否の権限をパートの人間が持っているとは考えられない。こういう【カマし】に私は敏感である。ただ、ダメだよって言えばいいのにね。権力を持たない者ほど、架空の権力を振るいたがる。哀しい話である。

明日〆切一件あり、まあ4、5時間てとこなんだが、明日はしんまつ、永井、明里らとそばを打つ予定入っているので、寝ないでやる。本当は寝て、起きてからやった方が効率はいいんだろうけど。落ち着かないので、片付けたほうが良いのだ。と、言いつつ結果的にダラダラしてしまい、明け方すぎて午前中にようやく納品。

5月12日 日

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午前中に起床。

頭が重い&痛い。うーむ、なぜだろう。別に深酒とかしてないのになー。寿命が迫っているのかもしれない。SNSなどをたまに見ると、幼児期〜青年期くらいに好んで読んでいたライターやら小説家やら漫画家やらイラストレーターやらといった人々が、若くして亡くなっていたりする。人は死ぬ。当然のことだが。40過ぎたら、余命3年と思って生きようとか思うのだった。とか言いながら、下北沢に移動して、本多劇場向かいのカレー屋でカツカレー食べる。死を憂える者がカツカレー食べてる場合じゃない気もするが、カツがうまい。カレーは普通。そこも良い。カツ以上にカレーが美味すぎないようにする美学。喫茶店に移動して、目黒さんと打ち合わせ。明日の確認というか、予習というか。明日も小田急線だが、場所が豪徳寺だという。ゴートクジ。四天王の一人がいそうだ。パワー担当。

終わって渋谷に移動して、9月の仕事の顔合わせ。なのに、半分しか来なかった。なら俺も来なきゃ良かった。1時間半あれば、戯曲1ページ以上は書けたなー。ここのところ、無意識に時間の単位を戯曲枚数で数えている。だいたい3時間で2枚。仕事していて6時間経つと、この時間で4枚書けたなと思ったりする。不毛。その3時間を捻出する為に、その他の全ての時間を使っている。

終わって池尻大橋に移動して稽古。相変わらず狭い稽古場。来月、広い場所を使う為に節約するのである。動けない分は脳内で補う、相変わらずのファンタジー演出。終わって明大前に移動して、事務所で明日分の下調べとデータまとめ。明け方まで。とりあえず風呂入り、40分ほど仮眠してから、出かけるまで戯曲。キッチリ三時間で2枚書く。ロビーの花がしわっしわで、ゴッホの絵みたい。しかし、誰か交換する者はいないのか。俺がやればいいのか。悩む。

5月11日 土

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午前中に起床。

椎葉さんから連絡あり。シフトのほう、都合がついたとのことで正式に参加承諾して貰えた。早速、サイト上に交代のページをアップ。永井に連絡して、SNSでの告知をお願いする。今日の夜に公開するとのこと。なんとかこれでひと段落。返す返すも日程に余裕があって良かった。今日は稽古はナシ。国会図書館のカンファレンスから、請求資料のデータ送って来ていたのでチェック。ビミョーに読みたかったページとズレていた。指定したのはコチラなので仕方ない。やっぱ横着せずに足を運ばないとダメだな。座高円寺で資料閲覧したかったが、相変わらず資料検索ページが表示されない。酷いなあ。仕方ないので、桜木町の神奈川青少年センターまで、はるばる行く。途中乗り換えで降りた駅に、トマソン的なNewDaysを発見。向かいがトイレ。空間てこんなにアッサリと【埋まって】しまうんだなーと感動。いろいろな『壁』が、もともとは何かを埋めて出来たものなのだな、と思う。桜の樹の下には死体が埋まっているが、東横線にはNewDaysが埋まっているのである。

資料室で新しい貸し出しカード作って貰う。申し込み用紙に記入した私の名前を見て、係の青年が「知ってる名前だ。よく借りに来てますよね」などと、ビミョーに図書館法に触れるような事を聞いて来た。まあ別に後ろめたいことはない。「芝居、やってる人ですか」と聞かれたので、知ってる訳は無いがと思い素性を明かすと、江花さんがこの前客演した劇団の主宰者であった。うーむ、変なところで面が割れてしまったな。悪さが出来ないではないか。別にしないけど。何となく、世間が狭くなる。まあ、その人自体は好青年で悪い印象は微塵もなかったけれども。まあしかし、時間にもよるのだろうけどいつ来ても誰もいないな、この資料室。蔵書はかなり充実してるのに勿体ない。そりゃ、月に30冊くらいコピー取ってる俺が目立ってしまうのも無理はない。自業自得である。該当資料をコピーして、そそくさと退散。渋谷まで出て、ゆーこと待ち合わせて、謎のサルディーニャ料理を食べたりした。なんだかんだ、近頃羊を食うのだった。昼はパスタに食べ放題のサラダバーと食べ放題のタマゴと食べ放題のパンが付いてくるそうだ。放題にも程があるだろう。おれは意外にも放題は苦手だ。出されたものは全て食べる、量は多くても少なくても気にならないという性分だからである。好きなだけどうぞ、と言われてそれを自分で判断する基準を持っていない。なんか、自分の生活全般に言えそうなハナシだと思う。

『このゴミは収集できません』読了。

5月10日 金

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午前中に起床。

洗濯。公演の全体LINEで、俳優交代の経緯を知らせる。メール諸々チェック。版元から資料データ送ってきていたので、Slackでデータをアップロードしてから、神田へ移動。さぼうるで篠田さんと作業。チャーハンをパラパラにする方法をネットで検索して、全ての方法を試したところ、パラパラにはなったが、チャーハンではない、米と卵を混ぜた飯が出来上がったそうだ。まあ俺は焼き飯で良い。などというどうでもいい話をしながら、入稿データを作成。無事、手を離れる。

総武線秋葉原へ移動して、ハマヒと合流。3331でシド・ミード展。そこまで思い入れはないけど、おっきい絵の、小ちゃく描かれた、点みたいな人物の描画力に脱帽。画集は売り切れていた。アクリルガッシュを物販で売れば大儲けではないだろうか、などと喋りつつ、道端のいい感じの街中華でハマヒと食事。麻婆豆腐丼を単品で頼もうとしても執拗に定食を勧められたりした。ビール飲もうかと思ったが、稽古前なので我慢して、駒澤大学へ移動。椎葉さん、早速今日から稽古に来てくれる、とのことで駅前で待ち合わせたが、ちょっと残業になったとのことで、先に稽古場へ。改めて皆に俳優交代の旨を伝える。まあ何とかやるしかないよね。椎葉さん到着して、すぐセリフ読んで貰う。まあ時間がまだある時期で良かった。いるメンバーでやるしかない。思えば、13年も芝居やって、俳優交代が一度も無かったというのが珍しいのかもしれないなー。終わって、椎葉さんと小池さんと、ちょびっと飲みに行く。役の話など。23時半に帰宅。戯曲のセリフと演出を、椎葉さん用にアップデートする作業、明け方まで。

5月9日 木

昼前に起床。

LINEの通知来ていたので開くと、なんと。俳優一名、降板の報告。回避しようと動いてくれたらしいが、どうにも駄目とのこと。あー困った。困ったがジッとしてても仕方ない。すぐ劇団のSlackに投げて対策を検討。とりあえず、すぐ代役の打診を出すことにする。前回公演で女性を沢山出したので、声をかける俳優はいる。澤岡、江花、永井がすぐレスポンスをくれ、オーディションにも来てくれた椎葉さんに連絡を取る。最悪は、架空畳メンバーに代役を回すか、いや、でも、今書いている構想から外れちゃうなあ、などと悶々。公式での発表の仕方を永井と相談。ザワザワするが、立ち止まっている時間は無い。今日稽古がないのが救いである。ザワついた心で吉祥寺へ移動して、ザワついた心で仕事する。データ受け渡し後に納品。問題ナシ。

終わって新宿に移動して、三丁目のベローチェで金座の2人と美術の打ち合わせ。ベローチェでいい?とLINEしたら、もっと駅近にしませんか?と返事来たので、じゃあどこか指定あります?と聞いたら、冗談です!ベローチェでいいです!という返事。うーむ、どんな冗談のセンスなのか、よく分からない。前回同様、内容を熱弁して納得して貰う。あとは予算の話。なんとか、ギリギリでお願いする。どーしてもダメな場合は遠慮せず言って貰うよう、お願い。終わってそのまま居残り、今話した内容をメモにまとめていると、椎葉さんから連絡あり。出演、前向きに検討してくれるとのこと。明日、バイト先にシフトの相談してくれるとのこと。本当にありがたい。Slackでメンバーに報告。サイトで出演者交代のページを作っておく。決まり次第、公開出来るように。なんとか一息ついて、ムーンウォークでジン飲んで帰る。みどりから連絡あり。渋谷でのフィッシュマンズトリビュートイベントのお誘い。行けるかなあ。

『前衛音楽入門』読了。