4月7日 日

f:id:kapparikishi:20190408073750j:image

午前中に起床。

ボンヤリと散歩。今日からの稽古のことを考えつつ。戯曲は、ある。それをどう出していくか。どこを削って、どこを残すか。現場を見ればわかる。先日のモダンラヴァーズも、本番を観たら、ラストシーンをどうすればいいのか完全に分かった。戯曲で成立するレベルと、ステージで成立するそれは少し捻れている。まあ未熟、ってことなんだけどね。頑張ろう。新宿に移動して、西武の会議室でゲームのプロット会議。戯曲をいじっている脳になっているので、因果を合わせるだけで良いならヒョイヒョイ出来る。しかしキャラクターは分からない。その辺の整理はライターにお任せである。一旦、新百合ヶ丘に寄ってフライヤー持って九品仏へ。途中乗り換えの駅で、警官が一人の青年を取り囲んでいた。まあちょっと酔っ払ってるのかな?という感じではあったが、別に危険物を持っているわけでもないのに、どんどん援軍が来る。本当に、警察って暇なんだな。動いて欲しいときは絶対に動かないが、たったひとりの酔っ払いを取り抑える為に10人もやって来る。やってることは、見せしめ、いじめ、である。嫌いだ。

九品仏で稽古。今日は10人中4人が欠席、のはずだが桃子がこない。しばらくしたら連絡あり、稽古場所を間違ったとのこと。うーむ、一応、出がけに場所もリマインドしておいたのだけどね。もうちょっと早く確認すれば良かったかな。とりあえず1話の半分弱を渡して、読み合わせ。時間計ったりしつつ。3つのシーンに荒く動きをつける。まだまだ、これから。焦らずやりたい。22時で解散。特に飲みになどはいかず、明大前の事務所へ。飯塚さんがいたので、ちょこっとスケジュール相談。朝までレイアウト作業して、始発で帰宅。

『ノックス・マシン』読了。

4月6日 土

f:id:kapparikishi:20190407231258j:image

午前中に起床。

昨日久々にビールたくさん飲んだからか、ちょいと頭が重かったが、風呂入れて入ったらスッキリ。天気も良くてご機嫌だ。掃除、洗濯、散歩と買い物。タンスから、半袖Tシャツの群れをリリースして、冬物と入れ替える。メール諸々チェック。予定の打ち合わせ時刻が、ちょい巻きになったとのことで、出かけるまでの時間がビミョーとなる。とろろそば茹でてかっ込み、時間調整。時間調整の為に食われるそばほどはかないモノはない。新百合ヶ丘に移動してミーティング。六月までの仕事をまとめて貰う。これから先は稽古の隙間に仕事、それと企画書だな。なんか忙しいみたいだが、いわゆるフツーの立派なサラリーマンと比べれば、稼働時間は比較にならない。それに仕事、と言っても、好きな音楽かけて、コーヒーのみながら、本など読んでサボりつつやっているのだ。毎日遊んでるようなものだし、事実遊んでいるのである。絶対に一生、遊んで暮らす。多少の貧乏はその代償としては微細なものである。

新宿に移動して、らんぶるで篠田さんと新埼氏と打ち合わせ。その場で代割をどんどん切ってしまう。なんて快適、かつスピーディー。フリー同士だと本当に仕事がやり易い。会議、という名目の、ただ退勤時刻までをやり過ごすことだけが目的の行為から解放される。1時間ちょっとでサクサク終わる。飲みに誘われてちょっと心が動いたが、思い直してそのまま居残って戯曲。明日から稽古なのでさすがに。とりあえず一話ずつ試してみよう。セリフを刈り込む。五行削り、一行を付け足す。消えたセリフの中から意図しない情報が浮かび上がる。全ては幻かもしれないが、ま、それでもいい。それを肉にできるかどうかは稽古場で試せばいいのだ。俳優がいて、稽古があって幸福だ。俺は恵まれている。ドライカレー食べつつ、23時に帰宅。戯曲、明日稽古に持っていく部分をプリントアウト。とりあえず1話の半分。楽しみだ。

『NOVA2019春号』読了。

4月5日 金

f:id:kapparikishi:20190406073341j:image

午前中に起床。

窓を開けると南風だった。ついに春になったのだなー。しかし散歩に出ると悲しい光景がそこにあった。部屋の前にある公園。昨年9月末の台風で使用禁止になったブランコが、年末に復活していたのだが、今日通ると撤去され、なーんにもなかった。やっぱりなあ。一度使用不可にしてしまうと、結局、これなくてもいいのでは?となり、あって、事故が起こるより、もうなーんもないほうがマシだと思ってしまうのだな。文化の衰退。遊具などというものは必要だからあるのではない。ただそこにあれば、誰かが遊ぶのだ。端っこにある砂場も、ちょっと前に、砂を土で埋められて使えなくされていた。そのうち、駐車場にでもなるのだろうか。馬鹿馬鹿しいことである。

バウムクーヘンをコーヒーで流し込んでから神田に移動。事務所でミーティング。こちらでもゴールデンウィーク進行の対応で右往左往している様子。俺は発注を淡々とこなすのみだ。最近、校正が直前まで回ってこない件のみ、申し送っておく。終わって吉祥寺に移動して、ベースにて納品。その後、目黒さん、恵美さんとタラタラする。新しく導入したハイテクコピー機の性能が良くて、社内が明るくなったそうである。社内環境はコピー機一台が握っている。ただもう、ファックスの機能は排除してくれていい。ファックスて。なまじ残しておくから、そんな古の秘術を使おうと目論む愚か者が現れるのだ。断固排除すべし。もう、脳に直接送れ。

ルーエで文藝と群像を買ってから、新代田へ。六月公演の顔合わせ。いよいよ稽古が始まってしまう。これ終わったら、もう今年の半分が終了だ。恐ろしいなあ。区民センターで皆と合流。大迫さん、『髪をかきあげる』すごく面白かったとのこと。うん、大迫さんに合いそうな気がしたんだよね。早速近日中にLABOで話そう。演じてもみたい、というので、そうね、なんか、公演とまではいかなくても、出来る機会があれば試してみたいなと思う。俺の書くものとは真逆の戯曲だが、勿論、良いものは良い。狭い会議室になんだかんだ、16人。2チーム制なので、自分が出ないほうのチームの人間とはあとは劇場まで会わないのかな?などと切ないことを考えるが、まあ、どっかで親睦するか。いや、いいか。稽古場は出入り自由なので来たければ勝手に来るだろう。諸々事務的な連絡事項を伝えて、公演のコンセプトと狙いを喋る。頑張って40分くらいにまとめたが、飽きて落書きしてたり、ボンヤリしてる人などいて面白いなーと思った。あとで田村さんに、なんか学校の授業てそんな感じだよねーと言われた。そうだね。

終わって、岩松、田村、ちえこ、大浦、本田と飲みに行く。オーディション組は一人もこなかった。ま、それで良い。まだ20時で、金曜の夜だ。まだちょっと、何か出来る時間。自分の為に時間を使うべし。新代田駅のちょっと先に、中古レコードショップ件立ち飲み屋というややお洒落な空間が出来ていて、そこで飲む。和気藹々と楽しい夜だった。ちょっと大浦さんをいじりすぎたかなー。反省。リスペクトしなくてはね。でも動きが怪しいぞ。ちえこも新しい会社に変わり、田村さんは引っ越しを控えているという。新生活って感じ。おれはこの公演を走りきるためにもう少し体力が必要だ。水泳でもするかな。23時過ぎに解散。

『思わず考えちゃう』読了。

4月4日 木

f:id:kapparikishi:20190406070819j:image

午前中に起床。

シャワー浴びて、すぐ銀座まで。歌舞伎座の前で永井と合流。今日は永井が歌舞伎座のチケットを融通してくれるというので、初歌舞伎観劇なのだった。デパ地下でおこわのお弁当買って、三回席にログイン。特にガイドなど使わなかったのだけど、意外と俳優が何を言っているのかは分かった。でも、ベンベンと楽器を弾いて長唄、のような感じでナレーションを歌っているその内容は殆ど分からなかった。俳優の演技も、白塗りのスターな感じの人と、その他大勢みたいな人の演技体がぜんぜん違ってるのが面白かった。どういうロジックが通ってるんだろうなあ。途中結構、キツい時間帯もあったが、全体としてとても面白かったし、勉強になった。西洋の生理が入ってくる以前の身体と時間。平田オリザが導入した、『退屈な時間』の再発見。でもまあ、退屈なんだけどね。退屈を退屈として楽しむ、というのは理念としては大変好みなのだが、しかし退屈であるということだけが問題だ。アホみたいなハナシだが、切実。永井は後半、爆睡。しかし朝11時から始まって終わるのが16時というのがすごい。一日かけての娯楽なのだな。スピィーディーに要所をつまんで楽しむYouTube世代的にはこれからどうなっていくのかなあ。当たり前だが、観客の年齢層相当高めであった。

終わって椿屋珈琲で千円のコーヒーのみつつ、感想喋ったり、駄弁ったり、公演のプレスリリースの相談したり。招待客のリストも見直す。近頃は、事務所に招待を送ってもほぼ返信がない。snsで個人に送った方がビビットに返ってくる。もう事務所って、取次先として機能してないのだな。まあ、いちいち構ってられないと言われたらその通り。組織のレベルでは相手にされてないのである。個人の力でなんとかしよう。大木から連絡あり、仕事が暇でもう退社できそう、というので、永井も一緒に飲みにいくことにする。その前に我々はカレーを摂取しようということで、東京カレーの王様、銀座デリーへ。銀座のデリーは生涯3度目くらいだが、頭がおかしくなるかと思うほど美味い。なんか、世の中にはいろいろな種類のカレーがあるが、もうこれだけあればいいのでは?と思ってしまうほどだった。永井は辛さマックスのムルギーカレーを完食。辛くて美味しくて楽しくて最高、という感想であった。ちょっと歩いて新橋駅前の、ウーロンハイ100円の意識が低過ぎる居酒屋で大木と合流大木は大きな仕事の成果も出て、久々に終始明るく楽しく飲んだ。桑原は入社4日目で研修のため出張とのこと。Twitterでは苦渋のツィートを連打していたが、でも頑張って働く、と言っているそうで偉い。でもLaboは落としそう。23時過ぎに解散。

『トリニティ』読了。

4月3日 水

f:id:kapparikishi:20190404165950j:image

午前中に起床。

相変わらず、空気は冷たいが良い天気。日光浴びて、しばしボーゼン。懸念した筋肉痛はさほどでもないが、油断は出来ない。一週間後くらいにくるかも知れない。嫌だな。丸尾さんからLINEで、今日花見をするから来ないか、というお誘い。南阿佐ヶ谷辺りのミニストップ付近、というニッチな道案内付き。ミーティングが予定通り終われば、行けるかなあと思い、ゆるめに返信。風呂入ってからコーヒー一杯飲んで出かける。

吉祥寺へ移動して、ベースでミーティング。それ自体は予定通り終わったのだが、別件で捕まる。いわゆるゴールデンウィークに10連休が入ってしまう為の調整だが、間抜けにもこれが暦休みと認識していなかったらしい。間抜け過ぎる話である。結構、大ごとな会議になってしまった。ごちゃごちゃやっているうちに、夕方になってしまう。丸尾さんにLINEして、花見は厳しいが、その後居酒屋にでも流れるようなら顔を出す旨連絡。了解、どっか流れることになるという返信。

結局19時前に解放されたが、連絡ないので取り敢えず新宿に移動して、西口の郵便局寄ったついでにブックオフ覗く。宮沢章夫の小説を買って、代々木のベローチェにログイン。本を開くと、出版社からの寄贈本だったようで『乞御高評』の札が入っていた。書評を求めて出版社が新刊を送るほどの人物が、ブックオフに本を売り飛ばすという事実は静かに奇妙なことである。表題作より、併録作品の方が面白かった。桑原から連絡あり、再来週のLABOの更新、厳しいかも、と。会社が辛くてしょうがないらしい。引っ越しも重なり、スケジュール的にも精神的にも辛い、と。何か穴埋めでも考えるか、とかいう話になるが、まあ無理なら無理で、すいませんするってことでいいんじゃないか、ということになる。ただ毎週更新という縛りが一度でも切れたことで、その後ズルズルにならないかだけが心配。みどりから、豊田道倫O-nestライブ行くか連絡あったので、チケットを頼む。22時になっても連絡ないので、酔いつぶれたかしたのだろうと思い、ベルクでビール一杯飲んでから帰宅。戯曲書こうとパソコン開いて数分で、爆裂な眠気に襲われて、倒れるように眠る。登山の疲れが出たのかもしれない。

『ボブディラン・グレーテストヒット第三集』読了。

4月2日 火

f:id:kapparikishi:20190403180330j:image

午前中に起床。

昨日部屋干しで不完全燃焼してしまった洗濯物を干し直す。スーパーに買い物。鶏もも肉を900グラム買ってきて、唐揚げにしてバンバン揚げる。卵4つ使って卵焼きも作る。おにぎりは具らしい具がないので、昆布と、わさび漬けの2種。これらを全部タッパーに詰めてリュックを背負うと意外に重い。当たり前だが1キロを軽く超えているのだった。10分遅れて13時40分に高尾山口駅に到着。すると、永井も明里も同じ電車だった。桃子さんと合流し、10分後に松村も到着。だが、きびだんご買って食べたり、永井が俺の弁当箱からおにぎりを一個出して食べたりとなかなか出発しない。素晴らしいぐずぐずである。

結局14時すぎにダラダラと出発。するも、5分でもう疲れたなどと言い始める。あっちへフラフラ、こっちでフラフラ、休んだり遊んだりしながらちょびちょびと登るのだった。急斜面になると、時速4センチくらいの速度になるので、永井や明里の背中を押しながら兎に角進む。松村はiPhoneで動画を撮っている。ひょいひょいと登って行って元気である。桃子さんは、なぜか両手を水平に広げながら登るのだった。1時間ほどで中腹に到着。ここから先は平坦な道なので、途端に元気になる人々。明里は松村からカメラを奪って、バシバシ謎の写真を撮る。なんだかんだ、2時間ほどで山頂に到着。弁当を食べたり、女子をナンパする冴えない大学生を全員で凝視ししたり、背中が半分出ているギャルを観察したりした。天気はいいが、風が結構強くて寒い。山の空気って感じだが、永井はストールを顔に巻いてパレスチナ難民のようだし、桃子さんは道に座り込んで光合成を始めたりした。下りは自然道を行く。弁当の重みから解放され、嘘みたいに身体が軽い。吊り橋を揺らすなどお約束のクエストをこなして、中腹に戻り、最後はケーブルカーで下山。その後、皆で新宿まで移動して、サイゼリアでダラダラと駄弁ったり、松村が撮った動画を見たりする。桃子さんは、今、第一希望の就職先が選考中とのこと。うまくいけば四月で就活は終わるそうだ。芝居の本番前に就活残ってたらしんどいしね。うまくいくと良い。22時前に永井が帰り、その後30分くらいで解散。ただ筋肉痛だけが恐ろしい。

『光と私語』読了。

4月1日 月

f:id:kapparikishi:20190403175728j:image

午前中に起床。

四月になってしまったなー。天気が良かったので洗濯して干したら、パラパラ雨が降ってきた。やむなく部屋干しに切り替えて出かけると、すぐ雨は上がったのが悔やまれる。神田へ移動して、事務所で納品後に、ミーティング。新しい元号を聞く。意外とスッキリしたものになったなという印象。ちょっとTwitter覗くと、さっそく大喜利が始まっていてウンザリする。エイプリルフールも重なって、何か面白いこと言おう、うまいこと言おうと、ブンブン肩を振り回してる姿が鬱陶しくてしょうがない。もともとはセンスのある、面白い試みだったと思うんだけどね。こっそり楽しんでた遊びが、クラスの人気者に知れた途端に、大はしゃぎで広められてしまった感じ。ま、楽しんでいるならいいか。

終わって三省堂覗いてから、新宿に戻ってハイチでドライカレー。西武にこもってデータ出しをチクチク進める。篠田さんから連絡あり、近所にいるというので来てもらい打ち合わせする。30分ほどで終了。本当に話が早くて助かるなー。なぜ、某編集部を挟むと同じ内容で一週間かかってしまうのか。Twitter覗くと、桑原が初出勤の苦しみを綴っていてコンプラ的に大丈夫なのか、まあ大丈夫なんだろうな、と思ったり。23時に帰宅。魚を焼いて、かぼちゃと挽肉と一緒に食べる。江花さんから、紀子さんのパフォーマンスの動画送ってくる。画質が素晴らしい。ファイアストレージのURLを紀子さんに送る。

明日の高尾山行きに際して、松村が昼まで青山で撮影とのことなので、13時半に高尾山口集合にする。午後から山に登ったことはないが、ま、高尾山なんで登頂まで2時間もかからないだろうし平気か。唐揚げと卵焼きとおにぎりだけ作っていこう。

『数学する人生』読了。